東京そぞろ歩き | |||||
その2 新大橋界隈 新大橋が初めて架けられたのは、元禄6年(1693年)のこと。今みたいに、隅田川に何本も橋が架かってたわけでもなく、千住大橋、両国橋に続いて3本目に架けられた橋になる。近隣の住民は大変ありがたがったらしく、当時川向こうの深川に住んでいた松尾芭蕉も、 「初雪やかけかかりたる橋の上」 「ありがたやいただいて踏むはしの霜」 という新大橋にちなむ句を詠んでいる。 この橋が、近代風の鉄橋になるのは明治45年(1912年)のこと。それも昭和52年には今の橋に架け替えられ、古い橋は愛知県犬山市にある明治村に移築されている。ちなみに、去年の夏に明治村に行ったときに撮った写真がこちら。 下の写真の中央を通っている4本の線は、当時東京を走っていた都電の線路跡らしい。
by tigers00
| 2010-01-10 22:39
| 散歩
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