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東京そぞろ歩き

鳥啼魚

 昨日の日曜日、いい天気でうちにいるのがもったいない。ちょっと出かけるかと思い、バイクで北千住へ。足立市場の前にバイクを置いて、旧街道を歩いてみた。その入口に松尾芭蕉の像が立っている。芭蕉の奥の細道はここからスタートしたということで、矢立の初の句が掲げられていた。

"行春や鳥啼魚の目は泪"

 有名な句で、オレでも知っている。だが、ここに掲げられている句をよ~く見ると…。鳥啼と魚の間にスペースがあった。ん?どういうことだ?オレはこれまで「鳥啼魚」という魚の目に泪…だと思っていたのだが…。この「鳥啼魚」という魚、きっと鳥が鳴くような声で鳴く魚で、それゆえにこういう名前がついたのだろうと思っていたのだが…。きっと、オレが知らないだけで、サカナクンだったら知っているそういう名前の魚がいるものだと、何の疑問も持たずにずっとそう思っていたのだが!

 そ、そういうことだったのか!「鳥は啼き、魚の目には泪」なのかっ!冷静になって考えてみたら、魚が鳴くわけないよね…。そんな魚いたら、ちょっと気持ち悪いもんね…。ずーっと思い込んでいた間違いを、ここで訂正できてよかったぞ。ふぅ~、こんな話、これまで誰にもしてなくてよかった。まあ、日常生活を営む上で、芭蕉の句が話題になる場面なんてまずないけどね~

 この日はデジカメ持って行かなかったので、写真はなし。

by tigers00 | 2005-04-18 23:13 | 散歩
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