東京そぞろ歩き

中銀カプセルタワービル

 これもかなり変です。銀座という華やかな場所でひときわ異彩を放つこのビル。一度見たら忘れられません。

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 まるで鳥の巣箱が集まってできたようなこのビル、前から気になってたんですよね~。いったいこんなビル作るのはどんな人だよ、って感じだったんですけどね。それが最近になってわかりました。そう、この中銀カプセルタワービル、あの黒川紀章氏の設計だったんですね。亡くなって初めて知りました。

 この写真、浜離宮庭園に行く途中に撮ったんですけど、そりゃ写真にも撮りたくなるわ。異様だもん(笑)

 けど、調べてみると、新陳代謝、取換え、リサイクルという黒川氏の設計思想に基づいてつくられたずいぶんと高尚な建物なんだそうだ。ある意味芸術作品っぽいもんなあ。

 1970年代に建てられたこのビル、当時としてはあまりにも斬新過ぎて、洗濯機が置けなかったり、部屋が狭かったりと居住空間という意味では快適じゃなさそうだ。あと30年もしたら文化財になりそうな気もするんだけど、住民の決議によって取り壊しが決定したんだそうな。保存を求める声もあったんだけど、銀座の一等地じゃ保存ってわけにもいかないんだろうなあ、きっと。
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by tigers00 | 2007-10-20 18:17 | 雑記 | Comments(2)
Commented by Nobu at 2008-01-01 10:21 x
あけましておめでとうございます。
ごぶさたしておりました。
ここ、見てみたいトコなんですよぉ〜。
確かアスベストの問題もあって、それが取り壊しされる要因のひとつになったと記憶しています。
黒川サンといえば、名古屋市美術館の隣りに大阪万博時に
氏が設計した「東芝・IHI館」の構造材の1ユニットが保存されていて見に行ったのですが、その同じ日に氏が亡くなったというニュースを聞き、びっくりしました。
いつ壊されるんでしょうね…
Commented by tigers00 at 2008-01-01 15:58
Nobuさん、明けましておめでとうございます。
お久しぶりです(^^)

このカプセルタワービルはある意味保存してもいいくらいの建築物なんですけどね。
黒川紀章氏の奇才ぶりがこの建物にも現れてますもんね。

ここの1階にカプセルの展示がされていて中の構造が見学できるようになってるんですけど、70年代当時の人たちが想像した未来の部屋っていう趣です。
実際住むには厳しそうですが…(^^;
取り壊しは銀座という立地もあって早いんじゃないでしょうか。
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