東京そぞろ歩き

カテゴリ:2006 GWツーリング( 34 )


5.12 柏原宿

 国友村から国道8号、国道21号とつないで30分くらい行くと、旧中山道柏原宿がある。こういう旧宿場町ってそそられるんだよな~、ってことで立ち寄ってみた。

 まずは、柏原宿の中心、柏原宿歴史館へ。
c0072858_20474661.jpg

 ここでわかったのが、柏原宿の名物。全然知らなかったんだけど、実は「もぐさ」で有名なんだそうだ。地元の伊吹山で採れるオオヨモギがもぐさの原料で、品質がよかったらしい。江戸時代には、この宿場にもぐさ屋が10軒ほどもあったそうだ。

 けどなあ、今じゃお灸をすえることって、日常じゃほとんどないもんなあ。おじいちゃん、おばあちゃんの世代はやってたけどさ。子供の頃、いたずらしたりすると、「やいとすえたろか!」って怒られたもんだ。実際、すえたことはなかったんだけど。

 そんなもぐさ屋、それでも一軒残ってるとこがスゴイ!
c0072858_2111771.jpg

 亀屋佐京もぐさ店、創業340年の老舗だ。ちなみにこの建物は文化12年(1815年)の築。今でも需要があるのかなあ。個人じゃ使わないけど、針灸院なんかじゃ需要があるのかもしんないな。窓ガラスから中を覗くと、この店のシンボル、でっかい福助人形がデン!と鎮座していた。この福助人形、広重の浮世絵にも描かれたくらい有名なんだそうだ。

 さらに町中を歩く。
c0072858_21105872.jpg

c0072858_21111161.jpg

c0072858_21112381.jpg

c0072858_21113627.jpg

c0072858_2111486.jpg

c0072858_2112010.jpg

c0072858_21121114.jpg

 そこかしこに古い宿場町っぽさを感じるなあ。観光客を呼び込むために手入れしてますよ、って感じがしないのもいい。亀屋佐京もぐさ店なんか、窓ガラス越しでも福助人形の撮影禁止だ。そういう、観光客にすり寄らない態度が逆に気持ちよかったりする。
 
 さて、時間は13時をまわった。もう観光はこれくらいにして、高速に乗って一気に東京を目指さなきゃ。ここから一番近いICは関ヶ原だけど、とりあえず大垣までは下道走るか。

 大垣からはひたすら高速走行。ひ~ん、東京が遠い~。けど、気合で走り抜け、22時15分ようやく自宅に到着。ふぅ、よかった、無事に帰って来れて。

 長かったGWツーリングレポートもやっと終わったよ~

本日の走行距離 585.6km
[PR]

by tigers00 | 2006-07-09 21:25 | 2006 GWツーリング | Comments(0)

5.12 国友村

 昨日一日を実家でゆっくり休養にあて、今日はまた長距離移動だ。雨が降ってないだけいいけど、自宅まで約600kmを走らなきゃならない。ケツ痛くなりそう…。

 朝飯を食べて、荷物をくくりつけていざ出発。今日はちょっと気温が低いけど、雨の心配はなさそうだ。国道27号を快調に走り、琵琶湖の北岸をまわって国道8号へ。ここでちょっと寄り道。どこに寄ったかというと、長浜市にある国友村。この村、日本史上でとても重要な役割を担った村なんだけど、今じゃ訪れる人もそんなにいなさそうだ。

 この国友村、どういう村だったかというと、鉄砲生産者集団の村。日本ではほかに堺と紀州雑賀が鉄砲の生産地として有名だ。

 まずは国友鉄砲の里資料館へ。しかしわかりづらい場所にあるな~。
c0072858_1920241.jpg

 ここで予備知識を入れて、町中を歩いてみる。

c0072858_19272270.jpg

c0072858_19273437.jpg

c0072858_19274629.jpg

c0072858_19275644.jpg

c0072858_1928668.jpg

c0072858_19281929.jpg

c0072858_19283193.jpg

c0072858_19362166.jpg

 あちこちにいろんな碑やらモニュメントやらが建ってるなあ。最後の写真は「星を見つめる少年像」。なんでこんなモニュメントがあるかというと、江戸時代にこの村に生まれた国友一貫斎という人が、鉄砲鍛冶の技術を生かして天体望遠鏡を自作し、天体観測をおこなったことに基づくもの。実際はちょんまげ姿で天体観測してたんだろうから、こんなメルヘンチックじゃないだろうけど。

 しばらくあちこち歩いていたら、興味深い看板発見。
c0072858_19381892.jpg

 お~、集落の中にまだ現役の鉄砲屋があった!しかも創業が天文十三年とある。え~っと、西暦でいうと1544年だ。ということは…この店462年も続いてるのか!
c0072858_19434847.jpg

 これほどまでの長い年月続いてる店って、日本中探してもそうそうないんじゃないか?京都やら奈良なんかにはあるかもしれないけど…。それにしても、まだこの村で鉄砲を売ってることもスゴイ。さすが国友村だ。

 さらに歩く。
c0072858_19542052.jpg

c0072858_19543510.jpg

c0072858_19544656.jpg

 かつて、司馬遼太郎がこの地を訪れたときに、こう書き記している。

「国友村は、湖の底のようにしずかな村だった。家並はさすがにりっぱでどの家も伊吹山の霧で洗いつづけているように清らかである」

 まさにそのとおり。人の姿を見かけることはほとんどなかった。
[PR]

by tigers00 | 2006-07-09 20:01 | 2006 GWツーリング | Comments(0)

5.10 松山~舞鶴一気走り

 今日の予報は雨!しかも一日中!!昨日の夜からどうしようかずっと考えていた。当初は、松山から程近い興居島へ渡ろうと思っていたんだけど、雨じゃ景色を楽しむってこともできないし…。ここに連泊することも考えたんだけど、今日一日をムダに過ごすのもなあ。

 結論、出発して舞鶴の実家へ!今回の旅で行きたかったところは大体行ったし、今日で四国とはお別れするか。実家まで帰れば、宿泊費も食事代もかかんないし。

 朝8時過ぎ、バイクに荷物をくくりつけ、雨の中出発。今日はツライ行程になりそうだな…。松山市街から国道11号を東へ東へ。けどこの11号、幹線道路だけあって結構渋滞している。最初はまあしょうがないかと思ってたんだけど、だんだんイライラもピークを迎えたため、新居浜から松山自動車道へ。雨の日にバイクで高速走るのって怖いんだけどなあ…。

 雨は容赦なく降りつづけ、防水加工のブーツにレインカバーまでしてある足元も、いつの間にやら中まで雨水がしみこんでくる始末。歩くとグショグショして気持ち悪い…。

 徳島自動車道を藍住まで走り、一般道をちょっと走って板野のICから高松自動車道へ。さて、ここから淡路島まで渡るんだけど、ちょっと気になることが。それは、なんだか風が強いということ。実は鳴門と淡路島をつなぐ大鳴門橋、強風が吹くことで有名なのだ。で、オレの愛車のセロー、メチャメチャ華奢なボディで、横風にはめっぽう弱い。かといって、四国と淡路島を結ぶフェリー便はなく、この橋を通らなきゃ先へは進めない。

 なんか嫌な予感がしてきたなあ。普通に高速走ってても横風でハンドル持ってかれそうな状況なのに。けど、ここを通らなきゃどうしようもないので、覚悟を決めて大鳴門橋へ。

 すっっっっげ~、強風&雨!うそ、これ死ぬって。こりゃもうスピードなんか出せん。ハンドル操作誤ったら車体ごと持ってかれるぞ。ふと目を前にやると、道路管理の黄色い車が。よし、この車にピッタリくっついて行こう。強風で転倒したらきっと助けてくれるだろう。

 そんな状況で橋を渡るんだけど、スピードはせいぜい70kmくらいしか出せない、怖くて。その横、追い越し車線を大型車が通るたび、風圧で転びそうになる。怖~よ~(涙)。途中バランスを崩して足を着いたりしながらも、なんとか転ばずに橋を渡りきることができた。ふ~、よかった~生きてて。しかし、なんでこの区間にフェリーはないんだ?こんだけ強風な日にバイクで走るのは自殺行為だぞ。

 ふ~、疲れた。もうひたすら疲れた。けど、舞鶴まではまだまだ。疲れてるヒマはない。雨が降り続く中、淡路島の一般道をひたすら走り、南から北へ一気に移動。四国に渡るときにも寄った道の駅あわじでひと休み。しかしGWにはわんさかいた観光客も、雨の平日ともなると誰もいやしない。
c0072858_23231471.jpg


 しかしここまでずいぶん走ったなあ。やっぱり250ccのオフロードじゃ長距離移動は厳しい。こういうときは大型バイクが恋しくなる。さて、ここから今度は本州に渡らなければならない。もちろんフェリー!さっきの大鳴門橋みたいな目にあいたくないもんね。

 淡路と明石をつなぐたこフェリーも、今日は観光客の姿はゼロ。
c0072858_2329154.jpg

 フェリーでつかの間休憩し、明石に上陸。やっと本州に帰ってきたぞ。先を急ごうかと思った矢先、フェリー乗り場の近くで明石焼きの店を発見。
c0072858_23322355.jpg

 なんか老舗っぽくていい感じじゃん。せっかくここまで来たんだし、ちょっと食べていくか。明石焼きを食べるのは実は初めて。
c0072858_23494737.jpg

 席についてしばらく待つと、板状のものに整然と並べられた明石焼きが運ばれてきた。その横には汁が置かれた。どうやらこれに入れて食べるらしい。こりゃ、たこ焼きとは全然違うわ。
c0072858_2353595.jpg

 お~、なるほど、うまい。けど、さすがに15個目くらいで同じ味に飽きてきて、ソースつけて食べたけど(笑)。20個で800円でした。

 時間はもうじき5時。雨降ってる上に暗くなって高速走るのは怖い。時間はかかるけど、下道を行くか。国道175号に入って一路北へ。しかしまあ時間がかかる。ケツも痛い。これ、もう罰ゲームだよな~。雨の中、一日中バイクに乗ってたって楽しくはないよ。

 それでもひたすら走る、走る、走る。だんだん暗くなってきて、夜になるとこれがまた怖い。ヘルメットのシールドについた雨粒が対向車のライトに乱反射して、前が全く見えなくなる。猫でも道に飛び出してきたら、間違いなくノーブレーキで轢いちゃうだろうなあ。

 夜8時過ぎ、ようやく舞鶴に到着。疲れた~、12時間耐久ツーリングだよ、この雨の中。シャワーを浴びて晩御飯を食べたらもう余力なし。サックリと就寝。

本日の走行距離 416.8km
[PR]

by tigers00 | 2006-07-09 00:09 | 2006 GWツーリング | Comments(3)

5.09 内子町散策

 内子座の公開収録が終わったのは夕方の4時。じゃ、これから内子町の散策だ。八日市・護国の町並みは昔ながらの町並みが残っている地域。そのあたりをブラブラ歩いてみるか。
c0072858_2120629.jpg

c0072858_21202188.jpg

c0072858_21203464.jpg


 通り沿いをしばらく歩くと、気になる案内板を発見。
c0072858_21232571.jpg

 ん~と、なになに、常設活動写真館?つまり映画館だな。今から40年近く前に閉館になった旭館という映画館の遺構が、ちょっと路地を入った場所に残ってるらしい。廃墟好きとしてはこれは見とかなくちゃ。

c0072858_21271127.jpg

c0072858_21281329.jpg

c0072858_21282673.jpg

c0072858_21283923.jpg

 ほんとに路地の突き当たりだ。こんなところに映画館が存在してたなんて…。どうやら今は物置として使われているらしい。かつてはここに大勢お客さんが詰め掛けたんだろうなあと思うと、ちょっと切ない気持ちになった。

 さらに通りを歩く。ここら辺一帯は和紙と木蝋で栄えた町なんだそうだ。そういえばさっき、蝋燭屋さんもあったな。
c0072858_21392338.jpg

 町並みの景観を守るためか、美容室もこんな感じ。
c0072858_21394076.jpg

 これは何の店だろ?「一期一会」の行燈(?)が素敵。
c0072858_21585798.jpg


c0072858_21595639.jpg

c0072858_220434.jpg

c0072858_2211296.jpg

 町の中に漂う、のんびりした感じがいい。「裏の畑におります」という木の札が、宮沢賢治っぽくて好きだな~。玄関あけっ放しだし(笑)
c0072858_2244616.jpg


 さて、もう5時だ。今日の宿はどうするかなあ。こういうときに便利なのがケータイの宿泊サイト。よく利用する「楽天トラベル」にアクセス、松山あたりで安い宿を探す。すると、3150円の民宿発見!よし、ここに決定。

 あとは松山まで走るだけ。国道56号を北に向かって走り、宿への道に迷いつつもいろんな人に道を聞き、ようやく到着。やっぱ、一旦ちゃんとした宿に泊まっちゃうと、もうキャンプしようって気がなくなるなあ…。

本日の走行距離 105km
[PR]

by tigers00 | 2006-07-08 22:19 | 2006 GWツーリング | Comments(2)

5.09 内子座

 お昼ごはんを食べたあと、国道56号で再び北上。当初の予定では八幡浜とか保内町なんかもまわってみようと思ってたんだけど、今日中に松山まで行きたいのでパスして大洲方面へ。大洲もかつての城下町、散歩するにはよさそうな町だ。

 が!国道56号を走っていると、なんだか自動的に高速道路のような道になる。なんだなんだと思いつつ、そのまま走っていくとあっという間に大洲の町を通り過ぎていた。どうやら、バイパスにのっちゃって、市街地方面に行く道を見落としたらしい。しょうがない、Uターンするのも面倒だったので大洲もパス。

 さて、大洲の町の先にあるのが内子町だ。ここは内子座と古い町並みで有名。ここはパスせず立ち寄ってみる。

 バイクをとめる場所を探していると、なにやら臨時の駐車場が。ん?臨時駐車場?もうGWはとっくに終わってるし、そんなに観光客も多くはなさそうだけど…。その臨時駐車場にバイクをとめ、とりあえず内子座に行ってみる。あれ?なんか出入り口のあたりが賑わってるけど…。そこにいたスタッフらしき人に聞いてみると、2時からこの内子座でNHKの番組収録をやるらしい。出演は林家木久蔵師匠で、入場は無料!そうか、臨時駐車場はこの収録を見に来るお客さん用だったのね。

 今が1時45分、お~ドンピシャの時間だ。大洲の町、通り過ぎて正解だったよ。収録は2時間くらいかかるらしいけど、もちろん見ていくぞ。

 このNHKの番組、木久蔵師匠が前日に内子の町を歩いて町の人と交流し、その様子をVTRで流す。で、その町の人たちが3組この会場に来ており、その人たちからキーワードを出してもらい、その3つのキーワードを組み合わせて即興で創作落語を作って披露するというもの。

 そんなの、普通の人だと絶対無理なんだけどね。そこはさすがプロの落語家、その3つのキーワードをうまく組み合わせて、ちゃんと落ちもつけて披露してくれました。落語家ってスゲーなあ。
c0072858_21364944.jpg

c0072858_2137674.jpg

c0072858_21392671.jpg

c0072858_21393863.jpg

[PR]

by tigers00 | 2006-07-03 21:44 | 2006 GWツーリング | Comments(0)

5.09 卯之町散策

 吉田町をあとにして今度は卯之町へ。ここも古くからの見事な町並みが残っているそうで、今回訪問して散歩するのを楽しみにしてた町だ。司馬遼太郎の『街道をゆく』でも取り上げられていて、「百年、二百年といった町家が文字どおり櫛比して、二〇〇メートルほどの道路の両側にならんでいる。こういう町並みは日本中にないのではないか」と記述されている。そりゃ、楽しみにもなるでしょ~。

 特に、町並みが見事なのは中町の通り沿いらしい。案内所で散策マップをもらって歩いてみた。
c0072858_22385586.jpg

c0072858_22391183.jpg

c0072858_22392453.jpg

c0072858_22393654.jpg

c0072858_22395018.jpg

 確かにいい町並みだ。重伝建地区に指定されてるわけではないけど、その雰囲気は素晴らしい。

 裏道に入ってみると、高野長英の隠れ家あとが県指定の文化財に指定されていた。
c0072858_22443821.jpg

 高野長英って、江戸の牢獄を脱獄してこんなところまで逃げてきてたんだなあ。けど、そういう幕府にたてつく政治犯をこっそりかくまっていた宇和島藩も懐が深い。

 さらに歩く。
c0072858_22471483.jpg

c0072858_22472750.jpg

c0072858_22474055.jpg

c0072858_22475164.jpg

c0072858_2248261.jpg

 中村屋旅館って今でも営業してるんだろうか?ポストの下の唐傘と、電話一二二番の表札がいい味を出していた。

 ここまで来たからには、開明学校には立ち寄らなくちゃ。開明学校は、明治15年築の小学校校舎。中は、昔の学校の様子が再現されている。
c0072858_22533383.jpg

c0072858_22534569.jpg

c0072858_22535727.jpg

c0072858_2254786.jpg

 ちょっと、懐かしさを感じる机といすだ。オレの小学校の頃はさすがにひとりにひとつの机だったけど、木の質感はこんな感じだった。よく、机の穴に消しゴムのかすを詰めてたっけなあ(^^; 今の時代の机は穴なんかあかないだろうな。

 一旦町を離れ、ちょっと高台にある愛媛県歴史文化博物館へ。こういう歴史系博物館は必ずチェック。ここはさすがに県立の施設だけあって立派なものだった。
 
 中でも目をひいたのは、昔懐かしい町並みを再現したコーナー。ここ最近どこの施設でもこういうの作ってるなあ。なんとなく懐かしい気分になれるから好きなんだけどね。
c0072858_23703.jpg

c0072858_2371248.jpg

c0072858_2372476.jpg


 ゆっくり見てたらもうお昼だ。そういえば今日は朝からなんにも食べてないや。もう一度町に戻って、なんか食べるか。で、戻ったところ商店街にいい感じの食堂発見。
c0072858_2395512.jpg

 ここらあたりの名物、じゃこ天定食を注文して食べる。600円。もうちょっとボリュームが欲しかった…。
[PR]

by tigers00 | 2006-07-01 23:14 | 2006 GWツーリング | Comments(0)

5.09 吉田町散策

 宇和島のホテルを朝8時過ぎに出発、国道56号を北上する。まずは宇和島からすぐ北の吉田町へ。この町は小さいながらも吉田藩3万石の城下町だったところ。早速バイクを置いて、町中を散歩してみる。
c0072858_21333929.jpg

c0072858_21335990.jpg

c0072858_2134111.jpg

c0072858_21342257.jpg

c0072858_21352016.jpg

 落ち着いたたたずまいの町並みが続く。あんまり、歩いてる人の姿は見かけないけど…。そんな中、雰囲気のある魚屋を発見!
c0072858_21353286.jpg

 店頭でなにやら竹に巻きつけたかまぼこのような物を売っている。けど、まだ朝9時を過ぎたばっかりだぞ。大量に置いてあるけど売れるのかなあ…。
 
 この魚屋、気になったので帰ってからネットで検索してみた。なんと、こんな人通りの少ない一角に店を構えてはいるけど、結構有名な店らしい。「河合太刀魚巻店」というこの店で売っているのは、鮮度のよい太刀魚を一匹半使用し、3枚におろしたうえで炭火で焼き上げ、秘伝のタレで味付けした太刀魚巻きというもの。何度もテレビや雑誌で取り上げられている店なんだそうだ。

 しまった~、いっぱい置いてあったのに、買って食べればよかった~。けど、そういう予備知識がないと、ちょっと躊躇してしまう雰囲気だったし…。

c0072858_21354433.jpg

c0072858_21355580.jpg

 朝の町中には、リヤカーに花を乗せて売り歩くモンペ姿のおばさんもいた。いいなあ、こういう雰囲気の町って。
 
[PR]

by tigers00 | 2006-07-01 22:01 | 2006 GWツーリング | Comments(0)

5.08 宇和島散策

 四万十川ともこれでお別れ、国道381号を西に向かい、松野町、鬼北町をつないで宇和島市へ。駅前の通りには背の高い木(ヤシの木?)が立ち並んでいて南国ムード満点だ。
c0072858_22471452.jpg


 さて、それじゃ市内を観光するか。けど今日は月曜日、行ってみたかった博物館とか歴史資料館の類は軒並み休館。宇和島で一番有名な闘牛だって毎日やってるわけでもないし…。ん~、それなら年中無休の神社に行ってみるか。

 やって来たのは駅から程近いところにある和霊神社。立派なお社で、宇和島市民の信仰を集めてることがよく分かる。
c0072858_22591182.jpg

c0072858_22592470.jpg

 で、この和霊神社の神様なんだが、実は宇和島藩の家老山家清兵衛なんだそうだ。菅原道真や明治天皇っていうんならともかく、宇和島藩の家老?殿様じゃなくて??

 この山家清兵衛、宇和島藩創設時の家老で、藩財政が苦しいにもかかわらず、領内の農民の年貢を減らしたり免除したりしたそうだ。藩内からは当然、「農民からもっと搾るべきだ」という意見が出るが、清兵衛はそれを聞き入れず、「藩士が負担すべき」と言い切って家中の大反発を受ける。で、最終的には反対勢力に斬殺されてしまう。

 この清兵衛の死後、殿様である伊達秀宗が和霊明神として神社を創設したそうだ。墓に参詣する領民が多かったことと、死後、祟りがあったためそれを鎮めるという意味もあったようだ。で、この和霊明神、四国地方を中心に今では150社以上が勧請されてるそうだ。これだけ広まったってことは、いかに領民に慕われてたかってことだろうなあ。

 さて、その和霊神社の近くでこんな神社も見つけた。
c0072858_23374760.jpg

 これは行ってみなきゃだろ~

 まずは敷地内を散策。ここは正式名は多賀神社というらしい。
c0072858_23414330.jpg

c0072858_23415898.jpg

c0072858_23421152.jpg

 まあ、この辺は普通だなあ…

c0072858_23425340.jpg

 おっ、ちょっと怪しい。

 そして、拝殿の横には、
c0072858_23432348.jpg

 お~、やっぱりあったよ!

 さて、せっかくなんで、800円の入館料を払って資料館にも入ってみる。
c0072858_23461145.jpg

 う~ん、これはスゴイ、スゴ過ぎる!もらったパンフレットに書かれてる『恐嘆・驚嘆・叫嘆の世界!!』ってキャッチフレーズは嘘じゃなかったよ。

 ここの神主が世界中から集めに集めた性文化財数万点が展示されているんだけど、それこそ春画や彫刻、陰陽神石や真言立川流まで、その資料の数たるやハンパじゃない。よくぞここまで集めたもんだよな~と感心してしまう。ゆっくり見てると半日かかりそうな資料の数だ。しかし、それにしても江ノ島の裸弁天にちゃんと女陰が彫られてたなんて知らなかったよ…

 ここですっかり時間を食ってしまったので、今日は宇和島で宿泊。天気はいいんだけど、近くにキャンプ場もないし、ここは奮発してビジネスホテル泊。いや~、やっぱビジホは快適でいいわ~。

本日の走行距離 193.7km
[PR]

by tigers00 | 2006-06-26 00:06 | 2006 GWツーリング | Comments(0)

5.08 四万十川流域

 降り続いた雨もあがって、今日は絶好のツーリング日和になりそうだ。7時過ぎには荷物をまとめて出発、二日間を過ごしたライダーズイン雲の上に別れを告げる。

 さて今日は、四万十川沿いを走っていく予定。やっぱり四国に来た以上、最後の清流って言われる四万十川ははずせないでしょ。

 国道197号線から県道19号に入ると、すぐ脇を流れるのが四万十川の最上流部。このあたりはまだまだ渓流といった感じだ。県道19号は細くなったり広くなったりの田舎道で、川を左右に眺めつつ窪川方面へ向かう。
c0072858_22552747.jpg

c0072858_22554051.jpg

c0072858_2256188.jpg

c0072858_225614100.jpg

 やっぱ沈下橋っていいな~。木々の緑や川の青に映えてる。癒される風景だ。

 四万十川は、窪川の町から西のほうへと流れていく。ここで四万十川と別れて、国道56号で中村方面へ。中村は四万十川の最下流の町。ここから今度は上流に向かって国道441号を走る。

 下流の川の景色もいいんだけど…いかんせん昨日おとといの大雨で川の水が増水、せっかくの清流が濁流っぽくなっちゃってる。
c0072858_23533256.jpg

c0072858_23534515.jpg

c0072858_23535540.jpg

 う~む、川の水が緑色だ…。ちょっと来た日が悪かったか。しかし、沈下橋をこともなげに通る地元の車。ハンドル操作を誤って、川に落ちたりしないのかね。夜なんて、街灯もないし真っ暗でかなり怖そうだ。
[PR]

by tigers00 | 2006-06-24 00:00 | 2006 GWツーリング | Comments(0)

5.07 神在居の千枚田~檮原町内

 檮原まで来てどうしても見たかったのが、神在居(かんざいこ)地区の千枚田だ。司馬遼太郎さんが「人類の大遺産」と言って絶賛したその千枚田、ここまで来たなら絶対に見なくちゃ。

 この千枚田を遠望できる位置に展望台があるんだけど、入口がわかりづらい。いったん通り過ぎて、「あれ?おかしいな」と思ってもう一回引き返したら、国道沿いに小さく看板が出ていた。看板にしたがって細い道をセローで登っていくと、展望台に到着。
c0072858_22274655.jpg

c0072858_22275749.jpg

 う~ん、お見事!さっきの茶畑同様、平地のない場所でいかに作物を育てるか、苦心と苦労の末に生み出されたのがこの千枚田。まだ現役の田んぼなだけに遺産というのも変だけど、この地に根を張って生きてきた人たちの、偉大さが感じ取れた。

 時間はもう5時を過ぎている。けどさすが5月なだけあって、まだまわりは明るい。じゃ、次は檮原の町中に行ってみるか。

 まずは維新の門群像へ。この町は、幕末期に脱藩する際の通り道になっており、若き日の坂本龍馬もここ檮原を経由して脱藩して行った。そういう経緯があって維新の門群像のモニュメントが作られている。
c0072858_22494664.jpg

c0072858_22482875.jpg

c0072858_22481438.jpg

c0072858_2248407.jpg

 
 ここにバイクを置いて、町中を散策してみる。ほんとにこじんまりとした町で、商店街もシャッターが下りてる店がほとんど。晩飯食べられそうな店でもあればと思ってチェックしつつ歩いてたんだけど、どうにも見つからなかった。
c0072858_22572613.jpg


 そんな中、見つけたのがゆすはら座という芝居小屋。なんでも、高知県唯一の木造芝居小屋で昭和23年に建てられたものだそう。
c0072858_2303542.jpg

c0072858_23045100.jpg

c0072858_2305679.jpg

 人口5000人程度の小さな町にも、こういう芝居小屋が存在したのかー。今はどういう使われ方してるんだろ?内子座みたいな観光施設にもなってないようだし。今でも芝居の興行がおこなわれたりするんだろうか?

本日の走行距離 80.4km
[PR]

by tigers00 | 2006-06-17 23:24 | 2006 GWツーリング | Comments(2)