東京そぞろ歩き

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5.01 神崎ホフマン窯

 この日は朝から雨。移動手段がバイクだけだと、雨の日はどうにもなんないんだよね。カッパ着てまで出かける気力もないし。しかし、午前中うちでゴロゴロしてる間に、雨もあがって明るくなってきた。それじゃ近場をぶらつくかと思い、由良川河口にある神崎という集落のホフマン窯を見に行くことにした。

 舞鶴市は昔の海軍が使ってた赤レンガの倉庫がたくさん残ってて、それを観光資源に町おこしをやっている。その過程で再発見されたのがこの神崎のホフマン窯。煉瓦製造のための窯で、よくよく調べてみたら全国に4基しか確認されていない貴重なものだったそうで、国の有形文化財に登録されている。

 ただ、有形文化財といっても観光施設になってるわけでもなく、手入れもされないまま廃墟みたいになってるらしい。市内からも離れてるし、このホフマン窯を見に行く物好きな観光客もそうはいないんだろうな。

 神崎まで来てしばらく探し、ようやく発見。↓こういう道を入って行くと、突き当たりにありました。

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 う~む、しかし入口の門が閉まっている。鍵は付いてないので開けて入れるっちゃ入れるんだけど、不法侵入っぽいしなあ。敷地の中には人の気配はないし、管理してる人もいなさそうだ。けどなあ、どうしようかなあなんて思いつつ入口の辺りでカメラを構えていたら、突然うしろから誰かに声をかけられた!

 び、びっくりした・・・(;゜0゜)

 そのおじさん、どうやら近くの畑の持ち主みたい。「これ、見に来たんか~?」と聞かれたので、「そうなんです~、けど門が閉まってるんで…」と言うと、「開けたらええやないか、誰もおらんし」と言って門を開けてくださった。

 よ~し、地元の方の許可(?)を取ったし、入っても不法侵入じゃないよね。

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 しかし、ところどころ崩落してる箇所もあり、保存状態はよくなさそう。一番高い煙突は明治時代のものだそうで、台風とか地震とかきたら倒壊しそうな感じだ。煉瓦造りの大小の煙突が草に侵食されてたたずむ姿は、なんかの墓標みたいにも見えた。
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by tigers00 | 2007-06-30 17:48 | ツーリング・バイク | Comments(2)

4.30 エンゼルライン

 山から一転、今度は海沿いを走る。国道162号から県道107号へ。この県道、昔はエンゼルラインって名前の有料道路だった。久須夜ヶ岳に上っていく見晴らしのいいルートなんだけど、通行料金は確か1600円ぐらいでメチャ高かったんだよね。

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 なんだか暑くて景色がモヤってるなあ。眺めはいいんだけど、1600円払うほどのものでもないな。無料じゃなきゃ、絶対来てないよ。

 さて、実はこの近くに関西ではわりと有名らしい若狭幹線林道っていう林道が通っている。何でも、若狭湾の見晴らしのいい好ロケーションの林道だってことでちょっと走ってみようかと思って入って行ったんだけど…

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 ひえ~、ジャリが深い!車輪取られまくりで手も痛くなったので、展望台のところまで行ってあえなく撤収(T_T) 

 国道162号に戻って、海沿いをチンタラと流す。ところどころ景色のいいところでバイクを止めて写真を撮って一服。GWだけど、この辺は人も車もあんまりいなくてのんびりしてる。

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 最後に三方五湖のほうをまわって帰ろうと思ったんだけど、どこかで道を間違えてローカル線の小さな駅に到着。十村という駅の目の前にあった雑貨店、看板がGood!

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 いや~、いいなあこれ。右から読ませて石田商店雑貨部。この看板、戦前のものだろうなあ。雑貨部ってことはほかの事業も展開してる大きな商店だったのかもね。こういう店が無人駅の駅前にちょこんと残ってるっていう風情がなんともいえませんです。

本日の走行距離 196.9km
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by tigers00 | 2007-06-24 22:49 | ツーリング・バイク | Comments(4)

4.30 神宮寺

 町中からバイクで東に移動し、神宮寺へと行ってみた。お寺の多い小浜市の中でも有名なお寺で、歴史も古い。東大寺の二月堂でかれこれ1250年も続いてる「お水取り」って有名な行事があるけど、ここは「お水送り」のお寺。

 なんでも、二月堂のお香水はこの神宮寺の近くを流れる遠敷川の鵜の瀬というところから、地中深くを通って二月堂の若狭井という井戸に送られるんだそうで。そのお水取りがおこなわれる10日前の3月2日に、毎年神宮寺のお坊さんによってお水送りの神事がおこなわれてる。

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 ここの本堂、神社みたいにしめ縄が張られてる。実はここのお寺、神仏習合のとっても珍しいお寺だそうだ。明治の初め、神仏分離令によって寺と神社が明確に分けられることになった。この神宮寺に祀られていたご神体も差し出すようにとの命令を受けたが、身代わりを差し出してご神体は本堂に秘蔵したんだそうだ。

 ということで、それ以降も神仏習合のまま。本堂にお参りするときは、神社と同じように拍手(かしわで)をうってお参りする、珍しいお寺なんだとか。

 ちなみに本堂は1553年に再建されたもの。再建したのは朝倉義景だ。朝倉氏といえば越前の大名なんだけど、この頃には若狭のほうにも影響力を持ってたんだろうなあ。


 
 神宮寺を出て、山奥のほうへとバイクで行ってみる。この道は鯖街道といわれた京都へと続く街道のひとつで、根来峠越えの道だ。オレの持ってる地図には道路が途中で行き止まっていたので適当なとこで引き返したんだけど、あとで調べたら最近林道が開通して朽木のほうに抜けられるようになっていた。なんだ~、それなら抜けてみたかったなあ。

 途中、最奥の上根来の集落で古い木造校舎の小学校を見つける。

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 さすがにもう現役で使われてはいないみたいだけど、なにかの目的で利用されてるみたい。しかし、こういうとこで肝試しやったら怖いだろうなあ(^^;
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by tigers00 | 2007-06-24 18:12 | ツーリング・バイク | Comments(0)

4.30 空印寺

 小浜の町をプラプラと歩いてみる。古くからの町らしく、あちこちにお寺があったり、神社があったりで、散歩しながら写真撮るのもなかなか楽しい。そうやってプラプラしていると、珍しい自動販売機発見!

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 お~っ、瓶コーラの自販機だ。しかもまだ現役!久しく見てないなあ、瓶の自販機は。オレが子供の頃、家の近所にあったガソリンスタンドに瓶で出てくる自販機があって、よくファンタゴールデングレープ買いに行ったっけ。今じゃ、どこの自販機も缶飲料だし、ファンタゴールデングレープもなくなっちゃったけどね。ちょっとウィキペディアで調べてみたら、200ml瓶のファンタオレンジは2006年で製造中止、グレープを販売してるボトラーもわずかしか残ってないそうだ。貴重品だったかなあ、買っとけばよかった。

 
 さてこちら、八百比丘尼伝説の空印寺。八百比丘尼の伝説はいろんな地域に残ってるんだけど、一番有名なのはやっぱりここ小浜の空印寺ってことになるんだろう。比丘尼が生まれたのが654年、人魚の肉を食べて不老不死となり、諸国を巡遊して生まれ故郷の小浜に帰ってきたのは1449年の7月だったそうだ。で、800歳になった時にこの空印寺の岩窟で入定したんだとか。

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 そんな有名な伝説の地であるにもかかわらず、観光地化されてるわけでもなくてとっても静か。オレが訪れたときもほかにひと組観光客がいるくらいでした。
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by tigers00 | 2007-06-19 23:42 | ツーリング・バイク | Comments(4)

4.30 小浜・三丁町

 さて、実家に帰ったものの、うちでじっとしてるのはもったいない。幸いこの日もいい天気、実家から日帰りでツーリングだ。

 うちから一番近い有名観光地というと、日本三景のひとつ天橋立。ここならバイクで1時間もかかんないくらいだけど、GWはそうはいかない。天橋立渋滞が延々と続くので、いくらバイクでも行く気にはならん。京都市内も一日で行って帰ってこれる範囲だけど、ここも超メジャー観光地だけに絶対あちこち混んでストレス溜まりそうだし。

 というわけで、西方面と南方面をあきらめたので、目的地は東方面の小浜に決定。ここは「海のある奈良」って言われてるくらいの歴史ある町だ。小浜ならゆっくり町歩きできそうだし。

 って、ここまで書いて思い出した。そういえば小浜って2年前のGWにも行って、そのときのことをこのブログにも載っけてんじゃん^^; 2年前とあんまり変わらない行動パターンだな…。しかもこの日最初に行った三丁町、前回にも来てんだよな~。けどまあいっか、その頃はそんなに写真撮ってなかったし。

 なので、当ブログ2回目の小浜三丁町めぐりである。

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 今でこそ静かな住宅街だけど、ここはかつての花街。その頃の雰囲気が今でも色濃く残っている。なんと言っても家のつくりだよなあ、雰囲気の違いを感じさせるのは。

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 2階の窓の形状、どう見ても普通の住宅の感じじゃないもんね。かつては夜になると三味線の音色が流れてきてたんだろうなあ。

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 こちらも出窓が特徴的。今では人が住んでるのか物置になってるのかわかんないけど、昔は料亭か小料理屋だったのかもしれない。

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 ここは有名な焼き鯖すしのお店「若狭廣島屋」。ここの焼き鯖すしは羽田の空弁の中でも上位に入るくらいの人気らしく、一日に1000個も売れた日があるらしい。残念ながらこの日はお休み。ちなみに、ここのじゃないけど、前に小浜で焼き鯖すしを買って食べたことがある。これが、マジでうまい!今回ここで買って食べてみたかったんだけどなあ、残念。
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by tigers00 | 2007-06-17 20:09 | ツーリング・バイク | Comments(2)

4.29 横蔵寺

 華厳寺の次に向かったのが横蔵寺。バイクで10分くらいの距離だ。ここで見ておきたかったのが、即身仏。いわゆるミイラですな。横蔵出身の妙心法師という方が、即身成仏されてここに祀られている。エジプトのミイラみたいに遺体を加工して作ったものではなく、自然にミイラ化したものだそうだ。

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 200円の拝観料を払ってお堂に入り、即身仏とご対面。う~む、思ったよりも小さいなあ…。しかし、なんというか気品みたいなものも感じる。子供が見ると怖いかもしれんが…

 横蔵寺の帰り、バイクを止めた場所まで歩いていると、民家の庭先に子犬が2匹、囲いに入れられて鳴いていた。

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 か、可愛い!しかし、もらってくださいか~。そりゃちょっとムリだなあ。ひとしきり撫で回して、後ろ髪をひかれる思いでその場をあとにした。


 
 さて、ここからは舞鶴まで一気走りだ。国道303号から27号まで出れば、あとはいつもと同じ帰郷ルートだ。ひたすら走って7時半ぐらいに到着。

本日の走行距離 243.1km
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by tigers00 | 2007-06-17 00:14 | ツーリング・バイク | Comments(2)

4.29 谷汲山華厳寺

 この日も絶好のツーリング日和!ジャケットのインナーをはずさなくちゃ暑いくらいだ。これだけ天気いいと、どこも混んでるだろうなあ。なんといってもGWだしね。まず向かったのは、刃物で有名な関市。ここにある県立博物館に寄って行こうかと思ったんだけど、見学するのに3時間は必要。こんな天気のいい日には、箱物観光よりもバイクで距離走るほうが気持ちいいし…ということでパス。そのまま山県市から本巣市を抜けて華厳寺へ。

 西国三十三番札所の満願霊場のここ華厳寺、沿道にはずらりと店が立ち並びなかなか賑やか。参拝客も多かった。

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 しかしまあ、ファミリーの観光客ばっかりだな。どうもこういう観光地にひとりでウロチョロしてるのって場違いだ。もっと人が少なきゃ雰囲気に浸れるんだけどなあ。

 撤収しようと思いバイクを止めてある場所に戻ると、ちょっと先のほうに面白そうなものを発見。なんか駅のようだけど、(旧)って書いてある…。近づいてみると、廃線になった駅が保存されていたのでした。

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 そうか、昔はこの華厳寺参拝のために鉄道が敷かれてたんだな。けど、きっぷ売り場の辺りなんてすぐにでも営業再開できそうなほど綺麗だ。展示されている電車は子供たちに大人気なようで、ここも家族連れがいっぱいだ。そんな展示車両をひとりで撮影してると、なんだか鉄ちゃんぽくてイヤだなあ…。
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by tigers00 | 2007-06-09 22:58 | ツーリング・バイク | Comments(4)

4.28 大湫宿・細久手宿

 今日の宿のある美濃加茂市まで国道を走る。けどこの国道19号、このあたりの幹線道路だけあって交通量が多い。よくよく地図を見ると、県道65号から国道21号に入ったほうが近そうだ。この県道なら、そんなに車も走ってないだろう、きっと。

 で、この県道65号、実は旧中山道でもあった。今日は朝から大平、妻籠、馬籠と宿場町を渡り歩いてるんだよな~。この旧中山道沿いにも大湫宿と細久手宿という昔の宿場町があることだし、今日はとことん旧街道宿場町めぐりだ!

 県道に入ってしばらく走ると、大湫宿の集落。

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 さすがに妻籠や馬籠みたいな集客力のある街並みではないけど、夕暮れ時の静かな宿場町はなかなかいい雰囲気。旧本陣は小学校の校庭にあったらしく、幕末14代将軍家茂に降嫁された皇女和宮が中山道を江戸に下る途中、ここで一泊したんだとか。

 この大湫宿を出て次の宿場が細久手宿。ここにはまだ旅籠が現役で営業していた。

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 それに、集落の中にはシブ~い床屋も。

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 ここも旅籠同様まだ現役っぽい。普通の民家みたいだし、初めて入るにはちょっと入りづらそうな感じだけどさ。けど、一度こういう床屋で髪切ってもらいたいなあ。

 本日の走行距離 118.4km
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by tigers00 | 2007-06-07 23:15 | ツーリング・バイク | Comments(0)

4.28 馬籠宿

 雨はやっぱり通り雨で、1時間もしないうちに上がってくれた。雨宿りした喫茶店を出てバイクにまたがり、旧中山道の馬籠峠を越えて馬籠宿へ。妻籠と馬籠って観光地としてセットになってるようなもんで、妻籠を見た以上馬籠も見とかないとねえ。

 ここ、馬籠宿の特徴は、宿場全体が坂道になってること。宿場の上のほうからの景色はなかなかのもんだ。

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 で、バイクを上のほうの駐車場に止めて、坂道を下るように集落を歩く。

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 途中、おみやげ屋のおばちゃんに声をかけられ、しいたけ茶なるものを試飲する。しいたけ茶って名前からしてビミョーだな~、なんて思いつつ飲んでみると、お吸い物っぽくて結構うまい。じゃ、実家へのおみやげにひとつ買っていくか~。ということで、まんまとおばちゃんの術中にはまってしまった(^^;

 坂を下りきったところで、ちょっと小綺麗な和食処に入り、親子丼を注文。ここの親子丼、普通の親子丼とはちょっと違うらしいんだけど…

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 ほ~、鶏のから揚げに卵ととろろが敷いてあって、レタスが添えられてる。こりゃ、確かに特徴あるなあ。で、食べてみたんだけど、とろろがうまくマッチしててとても美味。

 ご飯食べたあとは、今度は坂を登ってかなきゃなんないんだよな~。これ、一気に登ると結構キツイ。それほどまでに高低差があるんだよ、ここの宿場は。

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 ヒーヒー言いながら駐車場に到着。ここで今日泊まるとこを探し始める。今日からGWだし、もういっぱいかもなあと思いながら、以前泊まったことのある犬山のユースホステルに電話。やっぱしいっぱい。

 ケータイの楽天トラベルのサイトで探すと、美濃加茂市という町に4725円のビジネスホテルを発見。オレが宿とるときの基本は5000円以下だし、ここなら自己基準を満たしてる(笑)。とりあえず安い宿がとれてよかった~
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by tigers00 | 2007-06-03 22:25 | ツーリング・バイク | Comments(0)