人気ブログランキング |

東京そぞろ歩き

鹿島鉄道周辺散歩 その1 玉造

 鄙びた風景が好きだ。それに、朽ち果てていこうとするものにも惹かれてしまう。それはある種のノスタルジーのようなもので、その土地その土地に染み付いた、人々の生活のにおいや痕跡にいろんな想像力が働くからだろう。知らない街を訪れて街中でそういったものを発見したとき、なんともいえない、ささやかな幸せを感じるのだ。そんな気分を味わいたくて、茨城県にある鹿島鉄道に乗ってみようと思った。

 自分は特に鉄道ファンというわけではない。電車と気動車の区別くらいはつくが、どの車両がどうだとかどこの駅がどうだとかというのはよく分からない。ただ、ローカル線が持つ鄙びた雰囲気には魅力を感じる。そのうち消えてなくなりそうな、そんな心細さになんともいえない旅愁みたいなものを感じるのだ。だから、鉄道に乗るために旅をすることはほとんどないけど、たまにはこういうローカル線に乗ってみたいなという気持ちになる。電車の窓から見える景色と、その土地で生活している乗客の姿を眺めていれば、電車になんとなく乗っているだけでも十分楽しいんじゃないかと思う。

 今日は珍しく早く起きた。さすがに昨日13時間も寝たから、今日は6時間くらいの睡眠で十分だ。まだ朝は寒いが、さっさと着替えて出発する。暖かければバイクでもと思っていたが、ちょっと寒そうなので車で出ることにする。8:00に出発、三郷から常磐自動車道に乗って桜土浦で降りる。土浦市内でちょっと道に迷うが、無事に国道354号に乗ることができた。しかし、昨日手持ちの現金を使い切ってしまい、財布の中は300円ほどしか入ってない。高速はカードでOKだからいいが、早いうちにどこかで下ろさなくちゃいかにも不安。途中、郵便局を発見、停まって見てみるが日曜日はATMが休みだった。しばらく行くとコンビニ発見。どうかなあと思いつつ中に入ると、よかった~ATMがあったよ。210円の手数料はかかるけど、この際しょうがない。しかし、一昔前に比べたらほんとに便利になった。10年も前は、金曜の時点である程度下ろしておかなきゃ、週末何か急な出費があったとき怖かった。今は、300円しか持ってなくても何とかなるだろうとタカをくくって出かけることができるんだもんね。

 お金を下ろして、まずは霞ヶ浦町の郷土資料館へ。こういう、資料館とか博物館の類がとても好きだ。地図で資料館の表示を見つけると、ついフラフラと寄って行ってしまう。

c0072858_17433698.jpg


 210円なら、まあこんなところか。館内撮影禁止で写真がないのが残念。時間がなかったので、霞ヶ浦町を紹介するビデオとかゆっくりと見ることができなかった。けど、何でこんな城の形してるんだろ?同じ茨城の石下町にあった資料館も城だったなあ。あっちは7階建てくらいだったけど。昔ここに城があったわけでもないだろうし、普通の建物でもいいような気がするが…。

 ここから、霞ヶ浦大橋を渡って玉造町へ。で、鹿島鉄道に乗るべく駅へと向かう。駅の駐車場に車を停めて、駅に入るとちょうど列車は行ったばかり。しょうがないので、駅の風景を撮影した。

c0072858_17462319.jpg

c0072858_1748798.jpg


 次の列車までもう少し時間があるし、ちょっと街中を散歩してみるか。昼下がりの街中は、人の姿もまばら。駅前の通りはいかにも小さな町の商店街といった趣で、小さな店がぽつぽつとあるだけ。玉造中央商店街も、郊外の大きな店に客足を奪われたのか、シャッターの下りた店が多かった。駅前にはタクシーが客待ちをしているが、一時間に列車一本程度の乗降客の少ない駅で、一日にいったいどれくらいの売り上げがあるのだろう?商店街を外れて歩いてみる。駅からそれほど離れてない場所でも、里山の雰囲気があった。満開になっている梅がとても綺麗だった。

c0072858_17492850.jpg

c0072858_17502996.jpg

c0072858_17514283.jpg


by tigers00 | 2005-03-21 17:57 |
<< 鹿島鉄道周辺散歩 その2 鉾田 戸田競艇 開設48周年記念観戦... >>