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東京そぞろ歩き

5.02 輪島~志賀 (1)

 雨は夜のうちに上がり、今朝はいい天気。いや~、雨上がりの朝はいつにも増して気分がいい。朝から雨が降ってたらかなりブルーなんだけどね。ここ輪島はなんと言っても朝市が有名。どんなもんだか、ここまで来た以上は見とかなくちゃ。朝もまだ早いというのに、朝市へ向かう道路は他府県ナンバーの車がウロウロしている。みんな朝市へ行くのだろう。ホテルから歩いて10分少々、朝市通りに到着。
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 朝は早いが、通りは活気に満ちている。歩いていると、カニを売っているおばさんにとっ捕まった。
「お兄ちゃん、商売させて~」
「カニ買うてって、カニ」
「こっちのもオマケしとくから~」
いや~、パワフルな攻撃だ(^^; 何とかその場を離れまた歩いてると、今度は織物を扱うおばちゃんに捕まった(^^; ここでもその攻撃をなんとかかわす。さすが輪島朝市のおばちゃん、その売り口上はたいしたもんだ。なんかお土産に買ってこうかなあとも思うが、いかんせん移動手段がバイクである。あんまり荷物増やしたくないんだよね。結局何も買わず(おいおい)、ホテルに戻った。

 さて、今日はどうしようか。本来なら、能登半島をぐるっと一周の予定だったんだが、今から周るのもなあ…。ここは半周ってことで、このまま金沢方面に向かうことに。でも、その前に白米の千枚田だけは見とかなくちゃ。

 8時半頃ホテルをチェックアウト、千枚田へ向かう。今日は、昨日とうって変わっていい天気、風もさわやかで心地いい。国道249号を進み、道の駅千枚田ポケットパークへ。ここから千枚田がよく見える。しかしこりゃ見事な景観だ。けどこれを造営した労力を考えると、ほんとに頭が下がる思い。先人の偉大さを感じた。
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 千枚田を下のほうまで降りて行き、写真を撮りつつ散策した。一回りしたあと、再び輪島方面へ。輪島から県道38号に入り、小さな漁村を繋いでいく。さすがにこのローカルルートにはあんまり車が走っていない。国道だと、どこも同じような景色になってしまいがちだが、こういう道はローカル色豊かで味があって楽しい。道路は一部狭い部分もあるが、車が少なくゆっくり景色を楽しみつつ走れるのがいい。有名観光地より、こういう人の少ないところのほうが好きなんだよね。途中、上大沢の集落でトイレ休憩。のどかでいい感じの漁村だ。
 
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 ここの集落から道路は山に入る。ここの海岸沿いは地形が険しいので海に沿って道路を作れないらしい。西二又町の集落のはずれに男女滝という滝があったので、見学する。
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 この滝のすぐそばに学校があった。だが、廃校になって久しいらしく、物置のようになっていた。昔は、子供たちの歓声が響いていたんだろう。こういう光景を見てると、近い将来誰も住まなくなって地図上から消滅していく村が続出するのかなあと思う。ここの村もおそらく、住人は老人ばかりなのだろう。
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 しばらく行った分岐を右側に折れ、皆月に向かう。ここは花村萬月の小説「皆月」の舞台となったところ。とはいえ、小説読んだわけではないんだけどね。しかし人が全然いない。GWなんだし、ちょっとくらい観光客がいるかと思いきや、全く見当たらなかった。そんな皆月湾は海と空が青くてとても静かだった。
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 特になにをするでもなくしばらく佇んだあと、元来た道を戻って国道249号に出る。やはり国道に出ると交通量が激増する。激増って言っても地方国道なんでたかが知れてるが。門前町の総持寺はパスして、日本海沿いをひた走る。このあたりは能登金剛といわれるところ。高い断崖絶壁が続く観光ポイントだ。
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 ヤセの断崖でバイクを停めて、その断崖絶壁とやらを見に行ってみる。高いところは嫌いだし、あんまり近づくのはやめておこう。入口から、いろいろな標語があちこちに立っている。
「思い出せ あの日あの時 親のこと」
「自殺する 勇気があるなら 生きてみろ」
などなど…。大丈夫、心配してくれなくてもそんな勇気ありませんから。
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 その先にある断崖は、見事なくらいな断崖だった。ま、当たり前か。ここから身を投げる人、結構いるんだろうなあ。だから、あんな標語があちこちにあるんだろうし。しかし、ここから見る日本海は全くもっていい景色。今日みたいな快晴の日だと、こういう海沿いの景色は絶好だ。
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 やはり、こういう高いところに立つと、下を覗いてみたくなるのが人情というもの。いくら怖くったって、好奇心には勝てないもんね。もちろん、オレは覗いてみたくならないけどさ。断崖絶壁に立って下を覗くほどの勇気のある人はいないだろうから、だいたいみんなこんな感じだ。
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 うしろから、「わっ!!」っておどかしたら腰抜かすかも(^^;

 

 

by tigers00 | 2005-05-02 20:59 | 2005 GWツーリング
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