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東京そぞろ歩き

5.05 小浜市散歩

 今日も朝から良いお天気。バイクに乗って一番気持ちのいい季節だし、晴れた休みの日なんだから、今日も出かけなくちゃもったいない。ちょっと走るかと思い、以前から行ってみたかった若州一滴文庫へ。ここは、作家の水上勉氏の生まれ故郷である福井県大飯町にある施設。国道27号を走っていると、県道1号との分岐のところに看板が立っていて、以前から気になっていたのだ。文庫というからには図書館なのかなあ?とか考えつつ、現地へと向かった。

 ここは、水上勉氏が収集した所蔵本を保管した図書館で、本を読みたくても買えない少年に開放する目的で建設したとのこと。今はこの図書室に竹人形館、その竹人形劇の劇場、水上文学と縁の深い作家の絵画や資料の展示室、休憩所などが建っている。水上勉氏は、竹人形劇の若州人形座も主宰しており、ここはその拠点にもなっている。で、この竹人形が実に見事!あんまり感性のない、鈍~いオレでも、この竹人形から漂ってくるなんとも言えぬオーラに圧倒された。写真撮影禁止だったので写真はないけど、一見の価値あり。っていうか、この竹人形を使った人形劇が是非見てみたい。
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 次に小浜市へ向かった。小浜はこのところ食文化を前面に押し出した観光PRをおこなっている。そのキャッチフレーズが、「心やすらぐ美食の郷 御食国(みけつくに) 若狭おばま」。古代より京都の朝廷に、鯖をはじめとする食材を送っていたということで「美食の郷」なのだろう。けど、御食国をみけつくにって読める人、何人いるんだろう?

 最近ではそんなキャッチフレーズでPR中ではあるが、昔からよく言われていたのが、「海のある奈良」。小浜はそう言われるだけの古いお寺が数多い。何年か前に小浜のお寺は結構まわったから、今日はまだ行ったことのない辺りをまわろうかと思う。

 その前に腹が減った。ここ小浜は美食の郷だもんなあ、ラーメンなんか食ったんじゃもったいないしなあと思いつつ、若狭おばま食文化館なる施設へ。ここに併設されてレストランがあるが、さすが昼時ということもあって結構混雑している。どうしようかな~と思い、まわりをウロウロしていると、焼き鯖寿司を売っている店があった。そういえば、空港で売られている弁当、駅弁ならぬ空弁っていうみたいなんだけど、そこで一番人気なのが若狭の焼き鯖寿司だそうな。そうだよなあ、小浜といえば鯖街道基点の地、ここは焼き鯖寿司を買って食べてみるか。これが、さすがにうまい。やっぱ若狭湾で獲れた鯖はちがうなあと思いつつなにげに箱を眺めてみると、原材料・鯖(ノルウェー産)って書かれてた…。今や若狭湾で鯖なんて獲れないのかねえ。

 ガイドマップを見つつ、その辺を歩いてみる。まずは魚屋が並んでいるいづみ町の商店街へ。
ここでもやっぱりメインは鯖。店頭で焼いた鯖を売っている店が多い。もちろん、「この鯖、ノルウェー産ですか?」なんて質問はできないが…。
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 街中を歩きつつ、三丁町へと行ってみる。ここは昔の花街、今は料亭街だ。紅殻格子の家屋がなかなかいい感じ。いい町並みなんだけど、イマイチメジャーじゃないせいか、観光客の姿は全くなかった。街角では、地元の子供たちが竹馬で遊んでいた。
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 再びバイクで鵜の瀬のほうに行ってみる。ここは、毎年3月2日に奈良東大寺に香水を送る神事「お水送り」で有名な場所。まあ、普通の日に来ても、まあ普通という感じ。やっぱり神事のある日に来なくちゃなあ。
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 続いて若狭彦神社へ。とても閑静な神社で、社務所なんかもなさそう。鬱蒼とした木々の中の参道を歩いて奥へと向かう。すると、どこからか猫の鳴き声が…。見ると、真っ白な猫がニャーニャー鳴いていた。ここの神社に住み着いてるんだろうか?目を合わすと懐かれそうな感じだったので、ちょっと距離を置いてお参りをした。誰もいない神社の社殿に真っ白い猫…なんか幸運がやってきそうなシチュエーション。でも、ちょっと距離置いちゃった…。
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 さらに、川下にある若狭姫神社へ。先ほどの若狭彦神社とは夫婦の関係なんだそうだ。こちらは若狭彦神社と比べて明るい雰囲気だ。
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 もうちょっとお寺もまわってみたかったのだが、だんだん日が暮れてきた。そろそろうちに帰るか。けど、若狭彦神社で見かけた白い猫、ちょっと気になるなあ。神社の縁起に、「降臨の姿としては、唐人のいでたちで、白馬に乗り、白雲に居て、白石の上への垂迹であったと云う」っていう記述もあって、白とはとても縁が深い。そんなふうに考えるとあの猫は神様の使いかも…?

 本日の走行距離 111km

by tigers00 | 2005-05-05 21:49 | 2005 GWツーリング
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