東京そぞろ歩き

北信濃ツーリング その5

 鬼無里村から国道406号を西へ。またまた山道をうねうねと走り、白馬駅前に到着。白馬って、どうも冬のイメージなんだよなあ。あちこちにスキー場あるし。こっから西の方は2000m級の高い山々が連なっていて、山を越えると富山県になるんだけど、抜けられる道路は皆無。

 さて、なんでこんなとこまでやって来たかというと、この白馬村の山の奥にある集落、青鬼に行きたかったから。ツーリングマップルにも、一番小さく薄い文字で『青鬼』って記されてるだけで、よく見ないと見落としそうな集落ではあるけど、国が指定した重要伝統的建造物保存地区だ。

 まあ、そんな理由で訪問する人も結構いるだろうし、国道沿いに看板くらい出てるだろうと思って国道148号を走ってたら、見事に見落とした(泣)。行き過ぎたのに気づいて戻ってみたら、ほんとに小さく行き先表示が出てた。ん~、あんまり訪問する人いないのかな…。

 で、青鬼につながる山道の入口までやってきた。そこには、「路肩崩落のため車両通行止め」の看板が(あ、また写真撮るの忘れた…)。え~、せっかくわざわざこんなとこ(失礼)までやってきたのに~。けど、幸いにもオフロードバイクだし、ちょっとくらいの隙間があれば通り抜けられるだろうと思い、先へ進むことに。

 ちょっとドキドキしながらゆっくり進むも、その路肩崩落地点は全然たいしたことはなく、車でも通り抜けられそう。なんだ、全然問題ないじゃん。

 山道を進んだ先に、突然視界が開け青鬼の集落へ到着。土曜日の昼下がり、あたりに人影もなく静か~な山里の風景だ。
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 集落入口のちょっとした駐車スペースにバイクをとめ、村の中を歩いてみる。ぐるりとあたりを眺めてみて、最初に気づいたのが屋根に書かれた文字。
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 「寿」とか「水」とか書かれている。火事にあったりしないようにという魔除けみたいなものなんだろうな、きっと。

 村の道を歩くと、道端に道祖神が。
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 天保拾○年…と刻まれている。ここで150年以上も、道行く人々を見守ってきたんだな。穏やかな表情が印象的だった。

 では、村の風景を。
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 しかし人の姿がない(^^; 今日は土曜日だし、ちょっとくらい観光客の姿もあるのかなあと思っていたんだけど、見事に誰もいない。長野県内にあるほかの重伝建地区といえば、奈良井宿、海野宿、妻籠宿。どこも観光客で埋め尽くされてるっていうのに、ここはほんとにのどかな集落だ。まあ、宿場町じゃなく、山村集落だってこともあるんだろうけど。

 けど、自分的には観光客相手の店もなければ土産物屋もない、自動販売機すらないこの村のほうがなんだか好きだ。観光地化されちゃって、大型バスから次々に観光客が吐き出されてくるようなそんなとこより、よっぽど落ち着いた気分で散策できるしね。

 さて、いい時間になってきた。これから飯山まで帰んなきゃならないんだよな。帰りは行きとは違う道で帰るとするか。国道406号を使わずに県道33号から31号へつなぐルートを取る。通称『オリンピック道路』っていうらしく、長野オリンピックのときに綺麗に整備された道で、国道よりもよっぽど快適。早く帰らないと日も暮れちゃうし、途中休憩をはさむくらいで真っすぐ飯山へ。

 飯山の駅前の食堂で晩飯を食べたあと、真っ暗になった道を北竜湖キャンプ場へ帰る。夏休み最後の土日だし、結構キャンプ場も満杯なんじゃないかと思いきや、オレのテントのほかに仲間で来てるツーリングライダーのテントが二張りあるだけ。静かなのはいいんだけどさ~、あんまり人がいないのもちょっと怖いんだよね。

本日の走行距離 237.8km
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by tigers00 | 2006-09-10 20:20 | ツーリング・バイク | Comments(0)
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