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東京そぞろ歩き

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終着駅・下仁田散歩

 小幡をあとにして、下仁田へと行ってみた。下仁田といえば、なんと言ってもコンニャクとネギだ。ネギはまあ分かるんだけど、コンニャクって味がないし、どこの産地もたいした違いはなさそうだけど、どういうわけだが下仁田のコンニャクといえば超有名だ。気候風土の関係で、下仁田が最も産地として適してるってことかなあ。実際、町の中にはいかにも老舗っぽいコンニャク店が店を構えていた。

 商店街の無料駐車場に車を置いて、ちょっと街中を巡ってみる。まずは下仁田駅を目指してみるか。ここ下仁田の町は、上信電鉄の終着駅。終着駅って響きは、どことなく旅情ムードをかもし出す。電車で来るのもなかなかいいかもなあ。 下仁田駅の周辺は、人の姿もあまりなくて閑散とした感じ。駅前でお客を待ってるタクシーの運転手さんもヒマそうだ。
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 駅前の通りを歩いてみる。
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 しばらく歩くと、ちょっといい感じな狭い通りを発見。どうやら商店街なのだが、人の姿はほとんどない。通りを入っていくと…

 キター!!
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 なんと、撞球場だ!もちろん今は使われていないが、素晴らしく歴史と価値のありそうな建物だ。なんといっても撞球場だぞ。ビリヤードだよ、ビリヤード。こんなところに昔はビリヤード場があったんだなあ。昔は繁盛してたのだろうか?いつからいつまで営業してたのだろうか?なんか興味が尽きないぞ。知らない、小さな田舎町を散歩してて、こういうものを発見したときの喜びはとても大きい。

 で、ここの商店街、実にいい雰囲気。営業してる店はラーメン屋ぐらいで、あとは軒並みシャッターが下りている。だが、なんというか、とても懐かしい感じのする通りなのだ。さっきの撞球場からちょっと行ったとこには、これまた実に味のあるパチンコ屋が店を構えてた。日曜に営業してないなんて、いつなら営業してるんだろうか?
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by tigers00 | 2005-06-28 23:13 | 散歩

城下町・小幡散歩

 週末を利用して、群馬県のほうに行ってきた。梅雨の合間だけど天気は大丈夫そう。けど、一応用心のためと、一泊することも考えて車で出発。埼玉県の北部から高崎~甘楽~下仁田まで行って、妙義山を抜けて帰ってくることにした。

 有名で、観光客がうじゃうじゃいるような観光地が好きじゃないので、今回行ったとこもそれはそれはジミ~な感じのスポットだ。そんな中、時間をかけて歩いたのが甘楽町にある城下町小幡だ。

 城下町で有名な町っていろいろあるとは思うんだけど、あんまり有名じゃない城下町っていうのもそれ以上にたくさんある。なんせ、江戸時代は三百諸侯って言われてたし、単純に考えても全国には300の城下町が存在してるってことなんだよね。規模で言っても、加賀百万石の城下町の金沢から、それこそ一万石クラスの大名が治める小さい城下町までいろいろだ。で、関東近県というのは、こういう小さい城下町が多いのだ。
 
 小幡はそれなりに知ってる人もいるだろうけど、すぐ近くの富岡市にあった七日市藩なんて、群馬県在住の人でも知らないんじゃ…。小幡藩は石高わずかに2万石。江戸時代はじめに織田氏が入封し7代続いたあと、松平氏が入って治めていた。

 ここを訪れるのは2回目だ。以前来たのは、もうかれこれ10年近く前だった気がする。そのときの印象で一番強かったのが、歴史民俗資料館の近くに建っていた昔ながらの佇まいの旅館だ。町の中を流れる雄川堰とこの古びた旅館の組み合わせが、とてもマッチしてたのをよく覚えている。今でも、あの頃と同じ姿で建ってるんだろうか?
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 あった!旅館の看板がかかっているとはいえ、なんだか営業してる雰囲気はなさそう。けど、ちゃんと残ってた、よかった。

 この旅館の横の建物も年代物のいい風情だ。信州屋と屋号が出てるが、雑貨屋なんだろうか?たばこの表示があるってことはたばこも売ってるんだろうが、ここもどうにも営業してなさそうだ。2階にかかってる「腹調丸」の看板もウインドウの福助人形もいい味出してる。平日は開いてるのかな~。よくよく見ると、青い車の横に「宮田堅牢車」の文字が。これって、宮田の自転車の看板かなあ。
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 小幡の町は、歩いてまわるのにちょうどいいくらいの広さだ。雄川堰の横には桜の樹が植えられていて、満開の時期はさぞ綺麗なんだろう。昔ながらの家並みが続く道は、歩いていても気持ちがいい。
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 次に、陣屋があったあたりを歩いてみる。大名庭園で名勝の楽山園があるのだが、現在調査中のため、なんとも殺風景。往時を偲ばせるものは、塀ぐらいか。
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 しかし、出歩いてる人が少ない。観光客もそれほど見かけない。なんだかのんびりした町は、散歩するにはとてもよかった。蒸し暑いのだけはカンベンだけど…

by tigers00 | 2005-06-20 22:33 | 散歩

高崎競馬場

 以前、宇都宮競馬場、笠松競馬場に行ったときのレポートを書いた。今回は、もう半年以上前の、昨年10月に行った高崎競馬場のことでも書いてみます。

 高崎競馬場に来たのは何年ぶりだろう?うちからはだいたい100kmくらい離れてて、車やバイクでならそれほど遠くもないが、なかなか行く機会がない。けど、平成16年一杯で廃止になる運命だ。それなら、なくなる前に行っとかなくちゃ。

 廃止になるから行く、なんていかにもミーハーだよな~。まあ、東京からわざわざ行く人のほとんどはそんな人達だろうけど。

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 秋の連休だというのに、入場者はそれほどでもない。やっぱ、ちょっと厳しそうだなあ、高崎競馬場。モノクロで写真撮ったほうが似合いそうな、そんな感じだった。

by tigers00 | 2005-06-13 22:42 | 競馬・競艇

通学路

 GWに帰省した際、久々に子供の頃毎日歩いた通学路を歩いてみたくなった。うちから小学校までは、子供の足で20~25分くらいかかったろうか。毎日の通学はそれなりに大変だった気がする。雨の日も雪の日も通ってた、そんな通学路を散歩してみた。ん~、久々の散歩ネタだ…

 「行ってきま~す」とまずうちを出る。田舎ではあるが、この辺は住宅密集地、家々が立ち並んでいる。
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 うちを出てすぐ右に曲がる。地元の人しか通ることもないので、車が来ることもあまりない。ここからちょっと歩いたところに、集団登校の待ち合わせの場所があった。ここに近所の子供が集まって、みんなで登校するのだ。班長は旗を持って先頭を歩き、うしろに低学年の子らがついてくる。一番うしろが副班長。あの頃はこの辺にも子供がたくさんいたんだけど、今はどうなんだろ?
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 ひたすら、この道をまっすぐ歩く。まあ、子供の頃は、まっすぐ歩いたためしはなかったけど(笑) しばらくすると、第一の難関がやってくる。下の写真の左側の家に、昔は柳の木があった。誰が言い出したのか知らないが、柳の木の下を3人並んで歩くと、真ん中の人が不幸になる、なんて言い伝えがあった。子供たちの間で、まことしやかに信じられてたんだけど。で、この家の柳の木の下を通るとき、そりゃ大騒ぎだ。隊列が一気に乱れるんだもん(笑) 無理やり真ん中に挟まれて、ワンワン泣いてた女の子もいたっけなあ…。
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 その柳の木を通り過ぎてすぐ右にあったのがパン工場。今は跡形もないけど。ここを通るとき、いつもパンのいい匂いが漂っていた。今は黄色いアパートのような建物が建っている。
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 この次の四つ角を左に曲がる。右側の建物は幼稚園だ。ここはうちから一番近い幼稚園だが、ここに通っていたわけではない。うちの近所の同い年の女の子がおてんばで、子供の頃からおとなしくて可愛かった(?)オレよりも強かった。覚えてないんだけど、よく泣かされてたらしい。その子がここの幼稚園に入るということで、うちの親はいじめられるんじゃないかと心配して違う幼稚園に通わせたのだった。しかし、情けない話だ…
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 緩やかな坂をのぼると、川沿いの道になる。川向こうに見えるのが小学校だ。小学生の頃から忘れ物の多いオレは、よく大事なものをうちに忘れてきてた。音楽の授業で使う縦笛とか、その日に提出の宿題とか…。午後の授業で使うものなら、給食のあとの昼休みにダッシュで取りに帰ったりしたものだった。うちからまた同じルートを走って学校に戻るのだが、そんな時必ずここで思った。
 「ここに橋を造ってくれ!!」
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 学校は見えるのだが、川沿いの道をしばらく行かないと橋はない。校門は向こう側なので、まだまだ歩くのだ。この道は歩行者専用道路になっている。どんなに広がってはしゃぎながら歩いても、車に轢かれることはない。向こうに小さく見える橋まで、まだ結構距離はある。
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 ようやく橋までたどり着き、左に折れる。川を渡れば、小学校はすぐそこだ。右側にはJRの線路が走っている。今でこそ電化されて高架になっているが、昔は土手のようになっていて、そこを列車が走っていた。子供の頃、中古のカメラを買ってもらったときは、よくこの辺で列車を撮っていた。もっと下のほうを走っていたから、それなりに撮れたんだよね。ちなみに、線路の向こう側に見えるのが中学校の建物だ。左側が小学校。
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 校門まではあと少しだ。校門からちょっと中を覗いてみたが、やはりずいぶんと様子も変わっている。卒業してから20年以上たっているのだから、まあ当然か。あの頃の校舎は、鉄筋と木造が入り混じっていた。新しく造られた校舎は鉄筋だったが、下駄箱や講堂、図書室やら理科室なんかは古い木造校舎だった。鉄筋の校舎ってほとんど匂いがないんだけど、木造校舎ってなんともいえない匂いがするんだよね。それは今でもちゃんと覚えてる。

 今は、下手に構内に入ると、通報されちゃうかもしれないので、母校といえども外から眺めるだけだ。この学校を卒業して20数年、学校の様子も、自分自身も、そして世の中もずいぶんと変わったもんだ。今、この学校に通っている子供たちよりも、あの頃子供だった自分のほうがちょっとは幸せなのかもしれない。
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by tigers00 | 2005-06-05 23:05 | 散歩