東京そぞろ歩き

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山谷

 山谷という街の存在を知ったのは、確か高校生のときだったと思う。友達が台東区に住んでいて、そいつがこんなことを言っていた。
「山谷の喫茶店にはさー、『指名手配を受けている方の入店はお断りします!』って貼り紙が貼ってあるんだぜ」
東京のほうに引っ越してきてまだ2年くらいだったオレはちょっとびびった。そんな怖ろしげな街があるのかって思った。

 そんな街をちょっと歩いてみた。

 山谷は日雇い労働者の街だ。確かに昔から治安のいい場所とはいえない。いろんな人間が流れてくる街だ、そりゃ指名手配を受けてる人間もいるだろう。けど、それでも昔は活気があった。日雇い労働者が働ける現場が結構あったからだ。それが今では、日雇いの現場は激減、労働者は高齢化した。どこにも活気なんて見当たらない。なんというか…棄てられた人たちの街って感じだ。

 「あしたのジョー」は、泪橋を渡ってドヤ街にやって来た。その舞台になった街がこの山谷だ。ジョーがブランコをこいでた玉姫公園も、今では公園としての機能を果たしてない。そこにあるのは、ブルーシートに覆われたホームレスのテントだけだ。

 この街はこれからどうなっていくんだろう。歩いている間すれ違った人は、みんなちょっとくたびれたような高齢者の人たちばかりだった。
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by tigers00 | 2006-01-28 23:45 | 街角写真館 | Comments(2)

王様発見!

 かれこれ10年ほど前、「深紫伝説」でヒットを飛ばし、その後さっぱし見なくなっていたあの直訳ロックの「王様」が秋葉原でイベントをやってました。まだやってたんだなあ、あのカッコウで。10年前にはあの衣装一着しかないって言ってたけど、ちょっとは増えたんかなあ。
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 今日はベースの家来もドラムの家来もなし。ひとりで演奏しておられましたが、MCも新作直訳ロックもギターテクニックも見事でした。「ツイスト&シャウト」は王様流直訳で「ひねってワォ!」だそうで…
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by tigers00 | 2006-01-22 18:46 | 街角写真館 | Comments(6)

子規庵

 台東区根岸のあたりは、江戸時代、「根岸の里の侘び住まい」といわれるような静かな町で、文人墨客の隠棲の地だった。明治になっても、やはり文人が多く住み着いていた。その中でも、一番有名なのが正岡子規。もちろん、歌人として有名なんだけど、野球が日本に輸入された当初から野球に熱中してたって話も有名で、その功績により、「野球殿堂入り」している。

 正岡子規は、明治35年に数え年36歳で結核で死んでいる。明治27年から亡くなるまで住んでいたのが、ここ根岸にあるこの木造平屋住宅だ。
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 昔懐かしい感じの建物で雰囲気はよく残っている。子規が亡くなったうちは太平洋戦争のときに焼失しており、今あるこの建物は、戦後再建されたものだ。残念ながらこの日は休みで中には入れなかったんだけど。

 かつては文人墨客が愛した閑静な住宅街・根岸も昔の話。このように、ほんのちょっとだけ名残を残してるぐらいで、周りの風景はなんとな~く怪しげ。それもそのはず、このあたりは地名は根岸でも最寄り駅は鶯谷。鶯谷から徒歩5分くらいの場所なのだ。鶯谷といえば、もちろんラ・ブ・ホ♪ ここ子規庵も、そんなラブホテルに囲まれるようにひっそりとたたずんでいるのでありました。子規がこの風景を見たらどんな歌を詠むんだろうなあ…
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by tigers00 | 2006-01-15 19:04 | 歴史散歩 | Comments(2)

かっぱ河太郎

 台東区の合羽橋といえば道具街で有名。で、ここら辺のマスコットといえばもちろんカッパだ。店先や通り沿いにいろんなカッパの絵や置物を見かけるが、街の一角に金色のカッパ像を発見。名前は「かっぱ河太郎」というらしい。じつにわかりやすい。このあたりには隅田川に住むカッパ伝説があるそうだ。

 その昔、商人として財を成した合羽屋喜八という人物が、子供たちにいじめられていたカッパを助ける。で、その喜八、水はけの悪いこの土地の治水工事をおこなっていたのだが、どうにも難工事で困っていた。すると、それを見た隅田川のカッパが恩返しに夜な夜な工事を手伝い、ついに完成させたという話だ。で、そのカッパを見たものは、運が開け、商売繁盛したそうな。

 そんなお話にちなんで、このかっぱ河太郎像を作ったんだって。今じゃ、隅田川にカッパなんて住んでそうにないなあ。本場(?)遠野のカッパ淵はそれなりの雰囲気を残してるけど。
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 近くにある曹源寺は別名かっぱ寺と呼ばれてて、ここにはミイラになったカッパの手が残っているそうです。
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by tigers00 | 2006-01-09 00:06 | 街角写真館 | Comments(7)

廿世紀浴場

 吉原、山谷という町の名前はおそらく全国的に有名じゃないかと思う。吉原は遊廓(今はソープランド街)、山谷は日雇い労働者の町だ。けどその吉原も山谷も現在の行政区の町名からは消えてしまい、千束や日本堤、清川という町の名に変わってしまっている。

 その吉原と山谷の間くらいに建っているのがこの廿世紀浴場だ。銭湯って普通、~湯って名前になるもんだけど、ここは廿世紀浴場ときたもんだ。昭和5年頃の築らしいが、当時からしてみればよほどハイカラな建物だったろう。

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 今でも銭湯として現役。町の銭湯ってバタバタと潰れていっちゃって、スーパー銭湯みたいな施設が幅を利かせてるけど、こういう味のある銭湯っていつまでも残っていて欲しいもんだ。
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by tigers00 | 2006-01-04 22:46 | 街角写真館 | Comments(2)

曙ハウス

 谷中、根津、千駄木あたり、いわゆる谷根千地域は古い町並みやお寺が立ち並んでいて、散策するにはとてもいいところ。そんな根津の不忍通りを一本路地に入ったところにあるのがこのアパート。
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 ん?ばけものハウスじゃないですよ。あけぼのハウスです。右から書かれているプレートを見ても分かるように、このアパート、昭和初期の建築だそうです。なんでも、まだちゃんと住んでいる人がいて現役なんだとか。古い建物マニア?の間では結構知られてるアパートです。
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by tigers00 | 2006-01-03 21:16 | 街角写真館 | Comments(2)

大鷲神社

 初詣はうちの近くの大鷲神社へ。ここなら歩いて15分くらいだ。確かに小さい神社だけど起源は古くて12世紀ぐらいらしい。祭神は日本武尊で、明治神宮よりはご利益がありそうな気がする。

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 ここは有名な浅草鷲神社の酉の市の発祥になったところで、実はここの酉の市のほうが歴史は長いのだ。「江戸名所図会」にだってここの酉の市が紹介されてるし、由緒正しい神社なんです。つまり何が言いたいのかというと、こういう由緒正しい神社にお参りしたオレには、きっととても幸せなことがやって来るだろう、ということ(^^; 何をお願いしたかは秘密です。

 あ~、今年はロト6があたって億万長者だな、きっと。(バチだけはあたりませんように…)
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by tigers00 | 2006-01-02 21:24 | 街角写真館 | Comments(0)

浅草寺

 あけましておめでとうございます。今年もよろしくおねがいしますm(_ _)m
今年はなるべくこまめな更新を心がけます。

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 正月といえば初詣!街の商店街はどこも休みで閑散としているのに、有名神社仏閣周辺は、年に一度の大盛り上がり!ここ浅草も、商店街は人でごった返しておりました。

 そして、浅草寺の参道はこの人ごみ!え~、ここから本堂まで340m、約1時間だって…。おいしいものを食べるため、行きたいライヴのチケットを取るため、そういう理由で並ぶんなら分かるんだけど、初詣のためにそんなに並ぶ意味が分からん!人の少なくなりそうな1月4日くらいに参ればいいじゃん。早く参拝したからっていいことあるわけでもないだろうに…って思う自分には御利益がないのでしょうか。

 浅草寺近くの商店街で、元旦から営業している「大人のおもちゃ屋」発見。誰か初詣の帰りに寄っていくのか?この、清濁併せ呑む街の雰囲気がとても浅草ちっくで好きなんだけどね。
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by tigers00 | 2006-01-01 18:33 | 街角写真館 | Comments(2)