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東京そぞろ歩き

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5.08 宇和島散策

 四万十川ともこれでお別れ、国道381号を西に向かい、松野町、鬼北町をつないで宇和島市へ。駅前の通りには背の高い木(ヤシの木?)が立ち並んでいて南国ムード満点だ。
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 さて、それじゃ市内を観光するか。けど今日は月曜日、行ってみたかった博物館とか歴史資料館の類は軒並み休館。宇和島で一番有名な闘牛だって毎日やってるわけでもないし…。ん~、それなら年中無休の神社に行ってみるか。

 やって来たのは駅から程近いところにある和霊神社。立派なお社で、宇和島市民の信仰を集めてることがよく分かる。
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 で、この和霊神社の神様なんだが、実は宇和島藩の家老山家清兵衛なんだそうだ。菅原道真や明治天皇っていうんならともかく、宇和島藩の家老?殿様じゃなくて??

 この山家清兵衛、宇和島藩創設時の家老で、藩財政が苦しいにもかかわらず、領内の農民の年貢を減らしたり免除したりしたそうだ。藩内からは当然、「農民からもっと搾るべきだ」という意見が出るが、清兵衛はそれを聞き入れず、「藩士が負担すべき」と言い切って家中の大反発を受ける。で、最終的には反対勢力に斬殺されてしまう。

 この清兵衛の死後、殿様である伊達秀宗が和霊明神として神社を創設したそうだ。墓に参詣する領民が多かったことと、死後、祟りがあったためそれを鎮めるという意味もあったようだ。で、この和霊明神、四国地方を中心に今では150社以上が勧請されてるそうだ。これだけ広まったってことは、いかに領民に慕われてたかってことだろうなあ。

 さて、その和霊神社の近くでこんな神社も見つけた。
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 これは行ってみなきゃだろ~

 まずは敷地内を散策。ここは正式名は多賀神社というらしい。
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 まあ、この辺は普通だなあ…

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 おっ、ちょっと怪しい。

 そして、拝殿の横には、
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 お~、やっぱりあったよ!

 さて、せっかくなんで、800円の入館料を払って資料館にも入ってみる。
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 う~ん、これはスゴイ、スゴ過ぎる!もらったパンフレットに書かれてる『恐嘆・驚嘆・叫嘆の世界!!』ってキャッチフレーズは嘘じゃなかったよ。

 ここの神主が世界中から集めに集めた性文化財数万点が展示されているんだけど、それこそ春画や彫刻、陰陽神石や真言立川流まで、その資料の数たるやハンパじゃない。よくぞここまで集めたもんだよな~と感心してしまう。ゆっくり見てると半日かかりそうな資料の数だ。しかし、それにしても江ノ島の裸弁天にちゃんと女陰が彫られてたなんて知らなかったよ…

 ここですっかり時間を食ってしまったので、今日は宇和島で宿泊。天気はいいんだけど、近くにキャンプ場もないし、ここは奮発してビジネスホテル泊。いや~、やっぱビジホは快適でいいわ~。

本日の走行距離 193.7km

by tigers00 | 2006-06-26 00:06 | 2006 GWツーリング

5.08 四万十川流域

 降り続いた雨もあがって、今日は絶好のツーリング日和になりそうだ。7時過ぎには荷物をまとめて出発、二日間を過ごしたライダーズイン雲の上に別れを告げる。

 さて今日は、四万十川沿いを走っていく予定。やっぱり四国に来た以上、最後の清流って言われる四万十川ははずせないでしょ。

 国道197号線から県道19号に入ると、すぐ脇を流れるのが四万十川の最上流部。このあたりはまだまだ渓流といった感じだ。県道19号は細くなったり広くなったりの田舎道で、川を左右に眺めつつ窪川方面へ向かう。
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 やっぱ沈下橋っていいな~。木々の緑や川の青に映えてる。癒される風景だ。

 四万十川は、窪川の町から西のほうへと流れていく。ここで四万十川と別れて、国道56号で中村方面へ。中村は四万十川の最下流の町。ここから今度は上流に向かって国道441号を走る。

 下流の川の景色もいいんだけど…いかんせん昨日おとといの大雨で川の水が増水、せっかくの清流が濁流っぽくなっちゃってる。
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 う~む、川の水が緑色だ…。ちょっと来た日が悪かったか。しかし、沈下橋をこともなげに通る地元の車。ハンドル操作を誤って、川に落ちたりしないのかね。夜なんて、街灯もないし真っ暗でかなり怖そうだ。

by tigers00 | 2006-06-24 00:00 | 2006 GWツーリング

5.07 神在居の千枚田~檮原町内

 檮原まで来てどうしても見たかったのが、神在居(かんざいこ)地区の千枚田だ。司馬遼太郎さんが「人類の大遺産」と言って絶賛したその千枚田、ここまで来たなら絶対に見なくちゃ。

 この千枚田を遠望できる位置に展望台があるんだけど、入口がわかりづらい。いったん通り過ぎて、「あれ?おかしいな」と思ってもう一回引き返したら、国道沿いに小さく看板が出ていた。看板にしたがって細い道をセローで登っていくと、展望台に到着。
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 う~ん、お見事!さっきの茶畑同様、平地のない場所でいかに作物を育てるか、苦心と苦労の末に生み出されたのがこの千枚田。まだ現役の田んぼなだけに遺産というのも変だけど、この地に根を張って生きてきた人たちの、偉大さが感じ取れた。

 時間はもう5時を過ぎている。けどさすが5月なだけあって、まだまわりは明るい。じゃ、次は檮原の町中に行ってみるか。

 まずは維新の門群像へ。この町は、幕末期に脱藩する際の通り道になっており、若き日の坂本龍馬もここ檮原を経由して脱藩して行った。そういう経緯があって維新の門群像のモニュメントが作られている。
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 ここにバイクを置いて、町中を散策してみる。ほんとにこじんまりとした町で、商店街もシャッターが下りてる店がほとんど。晩飯食べられそうな店でもあればと思ってチェックしつつ歩いてたんだけど、どうにも見つからなかった。
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 そんな中、見つけたのがゆすはら座という芝居小屋。なんでも、高知県唯一の木造芝居小屋で昭和23年に建てられたものだそう。
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 人口5000人程度の小さな町にも、こういう芝居小屋が存在したのかー。今はどういう使われ方してるんだろ?内子座みたいな観光施設にもなってないようだし。今でも芝居の興行がおこなわれたりするんだろうか?

本日の走行距離 80.4km

by tigers00 | 2006-06-17 23:24 | 2006 GWツーリング

5.07 布施ヶ坂の茶畑

 ここまでいい天気が続いていたGWも、昨日の午後から本格的な雨模様。今日の予報も午前中は雨だが…。朝起きて、まずは外の様子を確認。げ~、ザーザー降りだよ。これじゃ、出発できないなあ…っていうか出発したくない。とりあえずちょっと様子を見るか。

 しかし、な~んにもないこのライダースインの部屋。退屈でしょうがないので、管理棟にある「こち亀」のマンガ本を大量に部屋に持ってきてヒマつぶし。チェックアウトの時間は午前11時。それまでにどうするか決めよっと。

 9時ザーザー降り、9時半ザーザー降り、10時ザーザー降り…。こりゃダメだ、もう一日連泊して、今日は部屋に籠るか。ということで、連泊決定。

 それにしてもよく降る雨で、昼過ぎても止む気配はない。この付近には店も食堂もないし、出かけるにはバイクで行くしかないんだけどカッパ着るのもめんどくさい。歩いて行ける距離にあるホテルのレストランはメチャクチャ高そうだし…。う~、いい加減腹減ったぞ。

 午後3時前、ようやく雨が止んでくれた。とりあえず町まで出てコンビニで弁当を買ってくる。部屋で弁当を食い終わった頃には、空もなんとなく明るくなってきた。

 雨が上がればこっちのもんだ。時間的にはちょっと遅いけど、この付近なら観光できるだろう。さっそくカメラを持って出発、まずは国道197号沿いにある布施ヶ坂の道の駅へ。このあたりはまさに深い山の中なんだけど、ここからの景色が素晴らしかった。
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 山の斜面にびっしりと並んでいるのは茶畑だろうか。山と谷だけのこの土地で、畑を作って作物を育てるには、畑仕事なんてしたことのないオレなんかが、想像もできないくらい大変なんだろう。この、山の斜面に作られた茶畑を眺めていると、「生きていくのはそんなに簡単なことじゃないんだよ」って言われてるような気にもなってくる。

by tigers00 | 2006-06-15 22:27 | 2006 GWツーリング

5.06 高知~須崎~檮原

 桂浜を撤収して、次に向かったのが自由民権記念館。明治の頃、高知県下でメチャクチャ盛り上がった自由民権運動に関する歴史博物館だ。
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 板垣退助をはじめ、植木枝盛、馬場辰猪、中江兆民…この時代に高知出身で自由民権運動に奔走した人たちはたくさんいるが、いかんせん自由民権運動自体がちょっと地味。そんなこともあるのか、施設は立派なんだけど、見学してる人はほとんどいなかった。

 そんな館内の展示物で一番印象に残ったのが、『板垣退助が刺された時の短刀』の展示。板垣が岐阜で演説を終えたあと、刺客に襲われて負傷したとき、「板垣死すとも自由は死せず!」と叫んだといわれる、そのときに使われた短刀の実物だ。

 はは~ん、この短刀でグサグサと刺されたわけね…。けど、この板垣の名セリフ、実際は後日ジャーナリストによって創作されたらしい。確かに、こんな鋭利な短刀で7ヶ所も刺されりゃ「板垣死すとも…」なんて叫べるわけないよな。「う~、い、医者よんでくれ…」って言ったのが真相かも。

 さて、天気は崩れ気味だしこれからどうするか。今日はキャンプできそうにないしなあ…。ということで、今日の宿泊先は檮原にあるライダースインにするか。とりあえずそこまで移動しよう。

 国道56号から海沿いの横浪黒潮ラインを走って須崎の町に出る。道の駅で昼飯を食べてしばらく休憩。ここ、須崎の町を流れる新荘川は日本で最後にかわうそが確認された川だそうだ。もう数十年前の話だし、今はもうかわうそなんて棲んでないだろうなあ。
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 国道197号をひたすら走る。途中、小雨が降ってきてだんだんつらくなってきた。で、ちょっと早いが夕方4時ごろにはライダースインにチェックイン。1泊素泊まり3150円だ。部屋の中にはテレビすらないけど、まあ雨をしのげるだけいいか。安いし。
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 テントよりは快適だけど、広い分ちょっと寂しいなあ。夜から雨は本降り。低気圧が通過中で明日の昼過ぎまでは雨模様だとか。明日出発できるかなあ…

本日の走行距離 152km

by tigers00 | 2006-06-12 23:24 | 2006 GWツーリング

5.06 桂浜

 さあ、いよいよ高知市内だ。高知の観光名所といえば、桂浜とはりまや橋!この2ヶ所が1位と2位だろうなあ、きっと。けど、全国的に有名なはりまや橋、実は「日本3大ガッカリ名所」でもあるんだよね~。はりまや橋はパスして、桂浜にGo!

 浦戸大橋を渡って、坂本龍馬記念館に到着したのは9時半頃。まだ朝も早い時間帯なのに、記念館の中は人であふれてた。さすが坂本龍馬、人気は中岡慎太郎よりもだいぶ上だ。人が多くて、あまりじっくり見学することはできなかったのがちょっと残念。
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 ここから桂浜はすぐ目と鼻の先。バイクにまたがってさあ行くかと思って駐車場から道路に出ると、どっひゃ~、車が数珠繋ぎになってる。さすがGW、さすが有名観光地桂浜だ。しょうがないので、ここはバイクの特権を生かし、バスが転回する場所の隅っこにバイクをとめて歩いて桂浜へ向かう。

 しばらく歩くと、坂本龍馬が出迎えてくれた。
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 しかし、土台がずいぶん高いなあ。顔なんてはっきり見えないぞ。

 坂本龍馬像のまわりは観光客がいっぱい。みんな銅像と一緒に記念写真を撮ってるけど、こんだけ銅像が高いと、一緒にカメラに収めるのも大変そうだ。
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 浜のほうにも人がいっぱい。海は太平洋の荒波って感じで、結構波が高い。
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 しっかし、まわりは家族連れとカップルばっかしだ。こういう休日の観光地って、どうもひとりで旅してるライダーには居場所がないなあ。ということで、早々に退散。

by tigers00 | 2006-06-09 23:16 | 2006 GWツーリング

5.06 手結港

 昨日の夜騒いでたヤンキーどもは夜中のうちに帰ったようで、ここでキャンプを張ったのは結局2組だけ。サイトは綺麗だし、町には近いし、川の横でロケーションもいいし、なんといっても無料だし、もっと利用者がいてもいいと思うんだけどなあ。ツーリングマップルにも載ってないし、ほんとに穴場のキャンプ場だった。
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 今日も8時前に出発。ちょっと天気が悪いなあ。天気予報によると、今日から天気は下り坂だそう。今日一日、何とかもってくれればいいんだが…。

 国道55号を高知方面に向けて走る。快調に走っていたのだが、とある地点でなにげなく左手を見ると、異様な光景を発見!
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 な、な、な、なんだありゃ?道路が垂直に立ってる!?こりゃ、そばまで行かなきゃなんないでしょ~。国道を外れて、その異様な光景のほうへバイクを走らせる。

 現場到着~。近づいてみると、実はこういうものでした。
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 そうか、可動橋だったのか。しかし、こんな小さな港町に可動橋があるなんて…。可動橋で知ってるのは勝鬨橋くらいだもんなあ。勝鬨橋はもう開くことはないけど。ってことは、可動橋が開いてるのを見たのは生まれて初めての体験ってことだな。

 この可動橋、近くで見学できるようになっているので、間近で見学。
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 う~む、しかし道路が垂直になってるのって、すごいシュールだよな~。

by tigers00 | 2006-06-07 23:33 | 2006 GWツーリング

5.05 こまどり温泉

 野良時計を見学して、さて次はどうしようかと地図に目をやる。そろそろ、今日泊まるとこを考えないとな~。ふと、山の奥のほうにこまどり温泉の文字を発見、そういえば今日は風呂に入ってないし、ちょっと寄って行くか。

 早速、県道207号線を北のほうへ向かう。小さい川沿いのこの道、左右を山が迫ってくる完全一車線の山道だ。これ、道を間違えたんじゃないかなあ、なんて不安がよぎるような道路をひたすら走る。こりゃ、山の中の一軒家に違いないなんて思っていたら、急にまわりの視界が開けて、里に出た。その里の中にこまどり温泉を発見!
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 しかし、深い山道を入っていったところに、こんな集落があるなんて桃源郷みたい。地図を見ると、この先にも道は続いていて、市内から40kmほど離れた集落にも人が住んでるらしい。時間があったらちょっと奥まで行ってみたかったな。

 温泉はちょっとぬるめ。お客さんは自分以外は誰もいなかった。地元の人以外、あんまり人も来ないのかもなあ。

 来た道を戻って、安芸市内に出る。さて、これからどうするか。ここからもう少し高知寄りにキャンプ場があるし、そこまで行くかなあ。しか~し、国道55号が大渋滞。なんだかわかんないけど、全然前に進んで行かない。しょうがない、さっき安芸川沿いに見つけた公園でテント張るか。

 その公園、ほかにも一張りテントが張ってある。ってことは、ここはどうやら穴場の無料キャンプ場らしい。しかしな~、穴場過ぎてちょっと寂しいな。ちょっと離れた橋の下のほうじゃ、地元のヤンキー連中が騒いでてちょっと怖い。からまれたりしませんように…
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本日の走行距離 163.6km

by tigers00 | 2006-06-06 22:20 | 2006 GWツーリング

亀田大毅×ヨッピー・ベヌー

 6月5日、後楽園ホールに亀田大毅の試合を見に行ってきた。友達がチケット取ったんだけど、リングサイド席10000円はちょっと高いよなあ。それでも会場は超満員、かなりの熱気だった。
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 しかし、何でこんなに女の子が多いの?試合中、異様に黄色い声が飛び交ってて、耳が痛くなるくらいだったんですけど…。で、この女の子たち、どういうわけだかキャバ嬢みたいなのが多い!う~む、亀田大毅のファン層がよくわからん。
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 試合は、大毅の圧勝。今日の相手のヨッピー・ベヌーの戦績を見ると、24勝5敗3分だから弱い相手ではない。年齢だって25歳(そうは見えなかったけど)だし。ただ、イマイチ戦意に乏しかった気がするなあ、ヨッピー。

 で、試合が終わったあとは、歌謡ショー!すごいな~、ここまで観客を楽しませてくれれば脱帽です。
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by tigers00 | 2006-06-06 21:21 | 雑記

5.05 野良時計・土居廊中

 中岡慎太郎館から来た道を戻る。再び国道55号に出てしばらく走り、安芸市内へ。ツーリングマップルにも載っている野良時計を一目見ていくか。
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 この野良時計、どういうものかよく分からずに現地まで来て、説明書きを読んで驚いた。明治のはじめ頃、この土地の地主畠中源馬という人が時計に興味を持ちアメリカから壁掛け時計を輸入、それを分解したり組み立てたりして構造を独学で勉強したらしい。で、だいたい仕組みがわかったから、自分で作っちゃえ!って思ったそうである。当然、時計の部品なんぞあるはずもなく、分銅から歯車まですべて手作り(すごい!)。試行錯誤の末に完成したのがこの野良時計なんだそうだ。

 この時計、120年もの間、時を刻み続けてきたのだが、平成16年11月に止まってしまったのだそうだ。原因は、管理をされていた畠中源馬の孫にあたる畠中秀雄さんが亡くなり、管理できる人がいなくなったから。そりゃそうだよなあ、今の時計みたく電池入れとけば動き続けるようなものでもないだろうし、保守管理って大変なんだろう。

 しかし、1世紀以上も動き続けた時計を、自分で部品から作ってしまった畠中源馬という人は、ほんとにすごいなあと思う。手先が不器用な上に、面倒くさがりのオレにはとうていマネできんもんね。

 その野良時計からしばらく歩けば、そこには土居廊中という武家屋敷の町並みが残っている。
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 このあたりは、土佐一国を支配した山内家の家老、五島氏の所領だったそうで、この土居廊中はその五島氏に仕えた家臣の町だったそうだ。武家屋敷の雰囲気がよく残ってる町並みだった。

by tigers00 | 2006-06-03 19:21 | 2006 GWツーリング