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東京そぞろ歩き

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品川宿界隈 その4

 都内散歩に持参している愛用の地図には、旧東海道沿いの何ヶ所かに銭湯のマークが載っている。プラプラ歩いてればあるだろうと思ってたんだけど、それらしき建物は見つからない。この地図、発行が今から5年前。この間に、ほとんどの銭湯は廃業してしまったようだ。品川宿の松の近くにあるはずの「煉瓦湯」も、影も形もなかった。

 ちょっと戻るような格好で目黒川を越えて向かったのが荏原神社。ここは、南品川宿の総鎮守。
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 荏原神社のHPには、「古より当社に祈願すれば叶わぬことは無いといわれ…」などと載っている。げっ、なんてこった、写真だけ撮ってお参りしてないや、オレ。

 次に向かったのが、南品川の荏原神社に対して北品川の総鎮守、品川神社。静かな雰囲気の荏原神社に比べ、車が行きかう国道15号沿いの高台にある。
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 この神社には富士塚がある。富士山に似せた小山を人工的に作って、礼拝するっていう富士山信仰の一種だ。実際の富士山に登るのは、それはそれは大変だけど、この富士塚ならものの2分くらいで登れてしまう。これで、富士山に登ったのと同じご利益があるのかな?頂上からは、なかなかよい見晴らしだった。
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 境内にはいろんな人の願いが書かれた絵馬が奉納されていた。「家族の健康をお守りください」やら、「商売繁盛、千客万来」やら。そんな中、一瞬にして目を奪われたのがコレ!



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 …どういたしまして。

by tigers00 | 2006-08-28 22:22 | 散歩

品川宿界隈 その3

 旧東海道の商店街を南に歩く。なんか、昔懐かしいような建物でも残ってないかなあと思っていたら、お~あった!
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 丸屋という名前の、履物を扱ってるお店。これは渋いな~。で、その隣の菅沼書店の建物も昭和っぽい。こちらはもう営業してない様子。

 しばらく歩くと、目黒川に品川橋という橋が架かっている地点に到着する。品川宿は江戸時代、北品川と南品川に分かれていて、ここがその分岐点になっていた。

 南品川のほうには「品川宿の松」という古くからの松が残っていて、ちょっとした公園になっている。
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 その公園で、爆睡している猫を発見。
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 地元のおっさんがこの猫にちょっかいかけていたんだけど、まったく気づかず起きるそぶりなし。猫がこんなに無防備で昼寝してていいのか?

by tigers00 | 2006-08-20 21:23 | 散歩

品川宿界隈 その2

 品川が古い町だなあって思うのは、あちこちにお寺が建っているとこ。まずは、善福寺。
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 この本堂、上のほうの装飾がなんだかスゴイ。それもそのはず、これを手がけたのが、鏝絵(こてえ)で有名な伊豆の長八なんだそうだ。鏝絵っていうのは、漆喰を立体的に盛り上げて彫像を作るっていう技法。どういうものかというと…
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 ところどころ欠落しちゃってますけど、この伊豆の長八、明治の彫刻家高村光雲が「江戸の左官として前後に比類のない名人であった」って評してるくらいスゴイ人だった。けど、その作品は、関東大震災とか東京大空襲で焼失して、都内で残ってるのは数ヶ所だけなんだそうだ。

 この辺は半径200mくらいの範囲に、法禅寺、養願寺、一心寺などのお寺がひしめいている。
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 で、こちらは養願寺に至る路地で見つけたスナック『あそこ』(^^;
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by tigers00 | 2006-08-14 23:10 | 散歩

品川宿界隈 その1

 自宅が埼玉にあるということもあって、都内でもよく散歩に行くのは北東エリア。文京区とか台東区、墨田区なんかが歴史もあって歩いてて面白い。それに引き換え、ほとんど行く機会がないのが、東京の南西エリアで、世田谷、目黒、太田、品川あたりなんてほとんど土地勘なし。うちから遠いからなあ、あっちの方って。

 けど、「東京そぞろ歩き」のタイトルを掲げてる以上、たまには歩いてみるかと思って品川に行ってきた。品川は、東海道のひとつめの宿場町で、江戸時代には結構な賑わいだったらしい。

 平成のこの時代、東海道の旧道や宿場の街並みはどうなってんだろうなあなんて思いつつ、品川駅のほうから北品川駅のほうへ歩く。ん?北品川駅って品川駅の真南にあるっていうのに、なんで北品川なんだろ?

 とりあえず、品川浦の船だまりで写真を一枚。
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 昔ながらの瓦屋根の向こうには、高層ビルが林立。そのうち、瓦屋根の民家もビルになっちゃうのかなあ。

 北品川の駅から南に向かって伸びているのが、旧東海道の商店街だ。
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 さすがに今では東海道の宿場町っぽい雰囲気はないな。けど、商店街からちょっと脇に入ると、お寺があったり、レンガ塀があったりでなかなか楽しい。
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 品川の高層ビル群から歩いて数分っていう距離なのに、この辺はまだ下町っぽさが残ってる感じ。

by tigers00 | 2006-08-12 17:01 | 散歩

牛嶋神社 ノラの貫禄

 牛嶋神社の境内にいたノラ猫。
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 結構な至近距離からカメラを向けたのに、涼しい顔してあさっての方向を眺めていた。肝っ玉据わってんな~

by tigers00 | 2006-08-08 22:52 | 街角写真館

牛嶋神社 撫で牛

 三囲神社から隅田川沿いにちょっと歩けば、本所牛嶋地域の総鎮守社、牛嶋神社がある。で、この神社に鎮座ましましているのが「撫で牛」。
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 なんでも、自分の身体の悪い部分をなでて、そのあとにこの牛の同じ部分をなでると病気が治る-っていう信仰がある。なるほど、よく見ると牛はなでられまくってるらしくテカテカだ。さすがに角はあんまりなでないらしく、そんなに光沢もないけど。

 子供の頃向島に住んでいた堀辰雄は、この神社でよく遊んでいたらしい。『幼年時代』という作品の中に、「どこかメランコリックな目ざしをした牛が大へん好きだった」と記している。撫で牛の横に立っていた案内板にそう書いてあった。

 けど…この牛の目ってそんなメランコリックか??

by tigers00 | 2006-08-06 20:01 | 街角写真館

三囲神社点景

 この神社は越後屋の三井家と縁が深い。なんでも、三井家の守護神なんだそうだ。越後屋は今の三越なんだけど、創業家の三井家ってまだ経営にタッチしてるのかな?

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 この神社には、古い句碑やら歌碑なんかが約60くらいも立てられている。その中でも有名なのが、宝井其角の雨乞いの句。宝井其角は松尾芭蕉の門人の中では、多分一番有名なんじゃないかなあ。その句碑が威風堂々と立っている。
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 「遊ふた地(夕立)や 田を見めぐりの 神ならば」

 この社で雨乞いをしている農民を吉原に遊びに行く途中に見かけた其角が、この句を奉納したところ効果テキメン、翌日に雨が降ったらしい。

 この句碑、すぐ横に説明書きがあるからいいけど、普通に読んでもなんて書いてあるかわかんないです(^^;

by tigers00 | 2006-08-01 22:28 | 街角写真館